第二十八話 怖いものは怖いんだよ!! ページ29
『…』
うーん、幽霊とは…ちょっと違う気がするな。もっと神秘的な…そうそう神様てきな。いやここで神様的なのって刀剣男士以外何がいるんだ
『っと!』
突然真後ろから殺気を感じて避ける。勿論、私に飛んできたのは刀です。
?「今のを避けるのか。これは驚きだ」
し、白いなんか…?いやこれ
『幽霊だああ!!!』
?「いや幽霊じゃないだろ!今の流れで幽霊になるか普通!!?」
『え…』
鶴丸「俺は鶴丸国永だ!」
鶴丸国永。伊達の刀の一振り。五条が造ったとされる刀だ。
『ゆ、幽霊じゃない…よかったあ…。危うく魂抜けるところだった…』
鶴丸「いや、さっきお前に刀向けた時にその反応しろよ」
初登場なのに見事な突っ込みありがとうございます
あきれ顔で笑う鶴丸。だが殺気はある。
『あ。この本丸の新しい審神者になりました。よろしくお願い致します』
鶴丸「知ってるぜ。皆どうやってお前の隙を狙うか考えてる」
あ、はい。
鶴丸「まぁ、手入れをしてくれたのは感謝してる。俺も加羅坊も光忠も貞坊も折れかけだったからな」
覚えている。先に直したのは鶴丸、光忠、太鼓鐘貞宗。最後は重症で折れる寸前のはずなのに壁に寄りかかっていた大倶利伽羅。
めちゃくちゃ手を払われたな…
『大倶利伽羅は本当に強いよね。重症だったのに鶴丸たちが心配だからずっと見守ってた…手入れするときはめっちゃ睨まれながらしたけど…』
鶴丸「加羅坊はいつもの通りだな!でだ。俺が今日ここにいるのは」
再び向けられた刃。
鶴丸「斬りに来た。君を」
『し、しまってください…』
鶴丸「君、政府から来たんだろ。政府のことだ。何かろくでもないことを企んでいるに決まってるからな」
そういえば、三日月も言っていた。何か企んでいるのかと。人間というより政府の人間に恨みを持っている…?
パキッ
『あjdぽあいsjぎおぱsdsがh!!!???』
鶴丸「おい!」
聞こえた音にビビり散らかす私は思わず鶴丸の足にしがみつく。
いやもう、あの怖いんです!!!さっき確実に見えてしまった何かかけてる人間が!!!
鶴丸「何して…る」
鶴丸も固まる。どうやら気付いたようだ。
パキッ
『神様なんとかして!!』
鶴丸「俺がか!?付喪神だからって何でもできるわけじゃなんだぞ!?むしろ君の方がこういうのは得意なんじゃないか?!」
パキッ、パキッパキッパキッ
『いやあああ近づいて来てるうう!!!』
鶴丸「ちょ、しがみつくな逃げられないだろ!!」
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして!コメント、誤字の報告ありがとうございます!ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月4日 14時) (レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです(≧∇≦) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第13話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稲森 | 作成日時:2020年5月28日 11時