最強審神者がなんやかんやしてそろそろ最終に向かう話！多分！【刀剣乱舞】 (ページ50)

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第四十八話　真実はいつも…え？何待って続くの？え？？？ページ50

薬研「黒幕は正直よくわかってない」
『…なるほど』
山姥切「あんたは何か覚えていることがあるか？」

皆の視線が集まる。

『…何かを見た。私はあの時。明らかに人ではない何かを……』

でも確か一度感じたことがある気配だった…

薬研「加州達は何か感じなかったか？」
加州「何度も言ったじゃん。俺たちは主の影の中にいたけどそのよくわかんない気配がしたのはあの世界に飛ばされた時だって」
長谷部「俺もだ」
髭切「うーん…その時僕寝てた」
膝丸「……」

…あ

『そうだ。あれは…審神者だ』
兼定「審神者だあ？」
『うん。服装が審神者だった』

気配もそうだ……あの感じ、昔…いやでもどうして……

歌仙「まさかとは思うけど前に主が夢に囚われたものと関わっているのかい？」
『そのまさかだよ正解だ歌仙』
大倶利伽羅「なるほどな」

お。珍しい男士が話してますな。

大俱利伽羅「あんたがいなくなったと連絡を受けて国永たちを助けに行った時だ。あんたが寝ている時に感じた気配に少しだが似ていた。だがそれが何だったかはわからなかったがな」
篭手切江「大倶利伽羅さんが本丸で指揮を執ってくれたんですよ。政府に連絡を入れてくれたのもです」
『加羅ちゃん成長してるなあ…主嬉しいわ…』
大俱利伽羅「真面目に話せ」
『で。加羅ちゃんがそういうなら確実だ。夢に私を閉じ込めた審神者が呪いが返ってきたことによって人ではなくなりそれでも私を呪いたかった』

…

『いや怖』
三日月「俺も主と同じ考えだ」
髭切「因みにあの狐たちは後で謝罪してくれたよ。主の世界の中にいたお館様とかいう狐も小さくなってたけど元気そうだった」
膝丸「ほぼ脅しだった気がするが」
髭切「ははは。当り前じゃない」
『ははは……怖いよ髭切』
髭切「怖くないよー主を呪い殺そうとして自分の体がなくなろうとも呪おうとする人の方がよっぽど怖いと思う」

うん、せやな…

小狐丸「ならその審神者とやらは一体どうなったのでしょうか」
『…確かに。現世から連れてきて……あの狐たちは偶然だし…そのあと特別攻撃は受けてない…気がする』

うーんと考えていると笑って彼が言う。

三日月「主は本当に優しいな」
『何が？』
三日月「あの後しっかり呪いを受けたではないか。現に主は今霊力を失う程にな」
『…あ』
三日月「そうだ。どんな形であれ主は一度死んでいる。あの世に連れてかれた時点で呪いは成功している」

えこれホラーだったかな。うん、あの続編、行きますね