第三話 誰が何と言おうとカフェじゃない ページ4
大包平「いらっしゃいませ！！」
鈴の音に反射して思わず声が出る大包平。
うんカフェじゃないから
「……あの申し訳ないのですが道に迷ってしまいまして」
と青髪と礼儀正しい仕草。粟田口の短刀たちからいち兄と親しまれている太刀。
『一期一振さん…』
一期「えぇ。私は一期一振です。貴方は…」
『あ私はここで刀剣男士たちの悩みを聞くもので…』
なんか胡散臭い説明になったな
鶯丸「相談役やらをやっている。何かあるなら話すといい。俺も悩みを聞いてもらって嫌いな人間と縁が切れた」
三日月「俺もだ」
フォローに入る鶯丸ナイス！！
一期「はぁ…悩み、ですか……」
その一瞬見せる表情を私は見た。
『小さなことでも構いません。お話してみてください。ここでお話したことは外には漏らさないという契約の元で経営してますので。それに話せば楽になることもありますよ』
一期「…」
『せっかくここに来たのですからお茶だけでも召し上がってください』
大包平「ここの茶は美味しいぞ」
鶯丸「あぁ。ここはいうなれば刀剣男士の休憩所だ」
三日月「それにここは俺たち刀剣男士しかこれぬからな。安心するといい」
一期「……では少しだけ」
『はい。今日はハーブティーを入れます』
カウンターへ一期案内し、私はささっとお茶の準備をする。
三日月「俺もそのはーぶていとやら欲しい」
鶯丸「俺も」
大包平「貴様らは俺が入れた茶でも飲んで待っていろ！」
『あの三人は無視してくれて構いませんよ。あの子達も秘密は守りますから』
そして大包平ありがとう…本当あの二人わかってやってるんだからよくわからん……わかることは本丸の内番をさぼるためだということ。
『熱いので気を付けてください。ラベンダーのハーブティーですよ。ラベンダーは神経から落ち着かせる効果があると言われます。あと糖質控えめクッキーです。あ、お代はいりませんので』
一期「…ありがとうございます」
いただきますと小さく言って一口飲む一期。やっぱり一期は品がある……私の本丸の一期は品はあるけどやっぱり本丸によって違うんだなあ
って私もうしっかりカフェ状態じゃないか？？？ん？？？
一期「……実は、悩みがあるのです。聞いていただけますか…？」
『えぇ』
一期「……っ先日のこと、です」
眉間にしわが寄り一期はゆっくりと話し始めた。
一期「私は弟の五虎退。前田、乱と共に万屋へ用を済ませ…町を歩いていた時です」
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稲森(プロフ) - あららぎさん» コメントありがとうございます！ 私自身も書きながら怖かったりします笑 あららぎさんのように励ましのコメントいただけて活力になってます(n*´ω`*n) これからもよろしくお願いします！ (2020年10月2日 22時) (
レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
あららぎ(プロフ) - こ、こわいっ！！のに、面白いから、続きが気になって読んでしまう！！ やっぱりこのお話、最高です。(^∀^b 更新頑張ってください！！これからも応援してます！！ﾄﾞｷﾄﾞｷ (2020年10月1日 23時) (レス) id: 8a566a89b7 (このIDを非表示/違反報告)
稲森(プロフ) - 華音さん» また誤字報告ありがとうございます！ (2020年9月14日 17時) (レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆最新話読ませて頂きました♪その最新話14話にてヒロインの台詞に誤字が一ヶ所御座いましたので^^;御報告を！「喧嘩は〜」の辺りからの台詞にて最後の台詞で誤「勝手」→正「勝って」ですね。それでは次のお話を楽しみにしております(*^^*) (2020年9月13日 22時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
稲森(プロフ) - 華音さん» 初めましてコメントありがとうございます！ 誤字報告ありがとうございます！助かります…！！ 楽しんでいただけて嬉しいですこれからもよろしくお願いします！ (2020年9月8日 22時) (レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲森 | 作成日時：2020年8月31日 22時
