君がいるから僕がいる。 (ページ4)

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lovestory.3 ページ4

A「ふぁ～...」

Aは一つ大きなあくびをし、

階段を下りて玄関へと向かった。

A「行ってくる...」

A母「はーい」

まだ６時だ。

けして学校に行くわけではない。

Aは靴をはいて外に出た。

そして、隣の家へと向かい歩いた。

徒歩一分もかからない。

ガチャ。

Aはチャイムも押さず

無言で家へと入った。

A「おはようございます」

空音母「おはよう。いつもありがとね＾＾」

あいさつをすまし階段を上った。

A「空音」

少年の部屋の前で名前を呼ぶ。

「...ｸﾞｰｸﾞｰ」

部屋の向こうから寝息が聞こえてくる。

どぉやらまだ寝ているようだ。

Aは空音の部屋に入り

「おきて」

と言い肩を

トントン

と叩いた。

空音「...」

空音はうっすらと目をあけ

「今何時？」

と、Aに問いかけた。

A「６時すぎよ」

空音「じゃああと１０分寝かせて...」

A「１０分だけよ？」

空音「うん...」

空音はふたたび眠りにはいった。