lovestory.13 ページ14
「今日俺ん家こない？」
「嫌と言ってるだろ」
「そんな事言わないでさぁ〜いいじゃん」
「触るなっ！」
休み時間の事だ。
空音と優とAで廊下を歩いていると
ナンパされているのをみかけた。
渚「君男の子っぽいけど可愛いじゃん」
杏「うるさい」
渚「ははっ((ﾆｺｯ」
やはり犯人は渚である。
渚は笑って少女の髪をさわった。
そのとたん
少女はとうとうキレたらしく
「死ねっ！！！！！」
と大きな声をあげて渚を殴った。
渚「うわぁあぁあぁぁあぁぁぁ゛(泣)」
すると渚は泣きながら去っていった。
なんとも弱弱しい男だ。
ナンパはできるくせに殴られると泣く。
しかも女子に殴られたのだ。
それで泣くとはどれだけ弱いんだ。
空音「大丈夫？」
空音は少女に近づいた。
だが
「大丈夫だ」
と言って教室に戻っていってしまった。
A「・・・。」
優「はぁ...」
優はため息をつく。
そして空音はあきれたように頭をかかえる。
空音「お前も気をつけた方がいいぞ」
A「どぉして？」
空音「女だからだ。」
A「...((ｺｸｯ」
Aは無言のまま頷いた。
空音「はぁ...」
そして空音もため息をつくのだった。
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作者名：h a r u r u n . | 作成日時：2013年3月7日 16時
