彼女依存症　Ohno (ページ25)

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story25 智ページ25

違うんだ、相葉ちゃん。

俺はAを選ぼうとした…

だけど選ばせてもらえなかった。

だから嵐を選んだんだ。

一回は嵐を捨てようとしたんだ…

本当の事を言ったら、きっとみんな傷付くよね。

こんな最低な俺を許して…

これ以上大切な人を失うのは嫌なんだ。

智「…ゴメン。」

自然と涙が溢れてくる。

ゴメンね、みんな…

翔「智君、謝る事ないよ。」

智「…ううん、俺はみんなを裏切ったんだ。」

本当の事を言おう。

このまま隠してたら…本当の自分にはなれないから。

翔「…裏切った？」

智「俺、ニノに仕事と恋愛どっちか選べって言われた時…仕事を諦めようとした。」

みんなは黙って聞いてくれていた。

智「Aから離れるなんて考えられなかった。
ただただ一緒にいたかった…」

雅「…リーダー」

潤「俺も…恋愛選ぶと思うな。」

智「…えっ」

潤「だってぇ好きなんだからしょうがないじゃん？
でも、リーダーが今この場にいてくれてるって事は
嵐に戻って来てくれた事はスッゲー嬉しいけどな…」

松潤…

翔「俺も！智君いないとさ…調子狂うし。
それに、今の事話してくれたのも嬉しかった。」

翔君…

雅「そうだよ！本当は言いたくなかったよね…
でも、正直なリーダー俺大好きだよ」

相葉ちゃん…

和「あーあ大野さんが別れたらA狙おうと思ったんだけどなぁ…
やめとくわ。だって、勝てる気しないんですもん。それに、仲間の彼女なんか取れませんよ。
その代わり、絶対より戻してくださいね。」

ニノ…

みんな、ありがとう。

智「俺、リーダーらしい事なんにも出来ないけど…
これからも嵐でいていいかな？」

嵐－智「もちろん」

翔「さて、次はAちゃんだね。」

潤「ぜってーより戻せよ」

雅「俺らも協力するからさ！」

和「大野さんなら大丈夫。」

本当にありがとう、みんな…

俺、頑張ってみるね。