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「君、めちゃくちゃ可愛いじゃん〜!!さっきの男もしかして彼氏〜???」
「えーー!彼氏居るならならこの子奪っちゃおうかな〜笑」
「良いだろ!此処に集まった奴らなんてお互い本当に好きじゃないだろ!」
『あ、あはは〜………』
タバコと酒の匂いで充満しているパーティ会場で私は1人、男の人に囲まれて作り笑顔で会話をしていた。
き、キツい………。
折角、お洒落して来たのに感想も聞かないで何処かに行っちゃうなんて。
条野さんはパーティ会場入った直後に「犯罪組織に関わっている女性の処に向かいますので、生きていたら会いましょう」なんて言われてそそくさと行ってしまった。
『(条野さん早く来て〜……!)』
なんて叶わない願いを掛けながら、怖い男の人達と話す。
私の任務はただ会場に居るだけじゃない。
1人でも多く、犯人達の拠点を聞くことが最優先とされている。
なので、
『○○さん達の仲間とお会いしたいな〜……?』
「Aちゃんならボスも許すよな!」
「そうそう!…つか、ボスも呼んじゃう?」
_____ボスと云われる男。
あまり、これ以上関わるのが怖いが、国を守るためなら少しでも犠牲にしてもいい!……然し、そんなボスよりも今居る男の人に拠点を聞けば善いから、
『善いんですか!?…でもボスには改めてお会いしたいので、皆さんが住んでいる処教えて貰って良いですか?』
こんなこと云うのもなんだが、とても楽勝では!?流石に一方的過ぎると思ったが、男の人達は笑顔を浮かべながら簡単に私に云っている。
「良いぜ!______って、ボス!!急に現れないでくださいよ!」
男の人が重要の拠点を云おうとした途端、彼の後ろに背が高く、タトゥーが色んな所に彫ってある明らかにボスと云えるような男が私を見下しているかのように見ていた。
『!?』
急に出てきたから、私は声を出さずに驚いてしまった。
「________お前、見掛けない顔だねぇ?」
デカい体とは逆に柔らかい声で私に話しかけられた。
『…っえ、!?…………あ、えと』
「そんなかしこまらなくて良いんだよ。……というか、僕の住処に行きたいって?」
やばい。聞かれてたのか。
条野さんはボスとあまり関わってはいけないと言われていた。
早めに会話を終わらせようとするが、数時間後に酷い目に遭うことになった。
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雨と雫(プロフ) - 最高です!というかひたすら夢主ちゃんが可愛い←私個人的にひやつさんのかく夢小説が大好きです!!更新頑張ってください! (6月21日 19時) (レス) id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - FLOWERさん» わわ!本当ですか!?😭好きになって貰えて嬉しいです!✨更新も頑張りますね! (6月21日 0時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
FLOWER(プロフ) - コメント失礼します!文ストを知った当初、条野さんは推しではありませんでしたが、こちらを見てドキがムネムネですほんとにたまらんです…推しになりましたありがとうございます…更新応援しております!頑張ってください! (6月12日 2時) (レス) @page23 id: 87ff2022c1 (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - 天然石さん» 更新遅くなってしまい、申し訳ないです…泣(土下座)少しずつ更新していきますね…! (6月4日 19時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
ひやつ(プロフ) - ひなのさん» コメントありがとうございます!!今後の展開をお楽しみに…っ!☆ (6月4日 19時) (レス) id: b23e9ed6da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひやつ | 作成日時:2023年3月3日 21時