天ノ弱【呪術廻戦】

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彼女と初めて出会ったのは


御三家の者達や呪術界の家系が数年に1度集まる

集会だった



白桜家はとても特殊な家系であった

力を持っていながらも上から見ず

自分の家系より上の者や下の者にも優しく

平等な関係をもつ者達が多くいた

御三家の人間も

白桜家の信頼性はとても高かった




五条父｢お久しぶりですね。
白桜家当主 白桜''夜神''殿」

白桜夜｢これはこれはお久しぶりですね。
五条様。ご元気でいらっしゃいましたか？」

五条父｢ふ…硬い言葉は要らないと言ったはずだが？」

白桜夜｢おや？それはこちらのセリフですよ？」

彼女と出会えたのは
俺の親父が白桜家当主
彼女の父と知り合いだったからだ



五条父｢悟、挨拶をしなさい」

親父にそう言われ

五条｢五条悟です。歳は8歳です」

名前と歳を言う



白桜夜｢君が噂の子だね。
よく、話を聞いたことがあるよ
五条家のご子息が自己紹介をしてくれたんだ
白桜家もしっかりと自己紹介をしなければね」


｢''A!!''」


少し大声でその名を読んだ

周りを見るが

反応しているような人はいなかった


しかし、

『なんですか？？お父様』

気配がなかったと同時に

目を奪われた



声を発したその女の子は

とても美しく

その子の周りだけ雰囲気が違っていた


白桜夜｢また、お前は
あまり離れるなといつも言っているだろう？
それより自己紹介しなさい」

『！ごめんなさい


初めまして！白桜Aです
よろしくお願いしますね！』


五条父｢娘か
お前の顔に似ず母親そっくりで美しいな」

白桜夜｢おや？？それはどういう意味で？？
妻もこの子も美しいというのは否定しませんが
俺の顔に似ずって…しっかりと遺伝してるんですよ？？」


2人が喧嘩している間


『？？貴方は？』

五条｢五条悟。歳は8歳」

『！私と一緒なんですね！！
それに五条くんはとても綺麗な瞳を
持っていて羨ましいです！』



五条｢……敬語要らない」

『え？？』

五条｢それと五条くんじゃなくて悟ね

同い年で敬語って変だろ…


……それに夜月の方が綺麗(ﾎﾞｿｯ」


『？？そっか！

そうだね！
同い年で敬語って変だよね！

改めて悟くんよろしくね！！』


彼女はそう言う





俺は初めて恋というものをしていた



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