お人好しが過ぎる少女は愛される ０ 【東リべ】

episode６ ページ7

青宗side

実は起きて ココと成瀬の会話を聞いていた

いや 聞こえてきたが正しい

決して盗み聞きでは無いけど←

本当に違う筈だけど←

『ホント！？ありがとうココくん！』

２人の会話を聞いていた時だ

成瀬のこの言葉を聞いた刹那

胸が何だか チクリと痛んだ、、、、、、

一「なんか飲み物買ってくるわ」

『うん！』

ちょうどいいタイミング、、、成瀬に話掛けてみよう

青宗「成瀬」

『あ！乾くん起きた？』

青宗「うん」

“乾くん”か、、、、、、

青宗「赤音は同じ乾でも“赤音さん”なのに俺は“乾くん”？」

『え？』

青宗「、、、俺もイヌピーがいい、、、、、、」

口が勝手に動いた

『へ？』

青宗「ココもさっき“ココくん”って呼んでたじゃん、、、オレはいや？」

ちょっと 引かれた、、、、、、か？

『全然！むしろ嬉しいです！イヌピーくん』ﾆｺ

心配した俺が馬鹿だった

そう思える程の A満面の笑み

青宗「おー」

成瀬って可愛い、、、

火事の時は余裕無かったけど こう見ると可愛いな

って何考えてるんだ

俺 ちょっとおかしくないか？

何だ、、、この感情？

オレはふいに赤音に言われた事を思い出した

〜〜〜

赤音「青宗 告白されたんだって？」

青宗「なんで知ってるの、、、どこ情報？」

赤音「一くん」

ココめ、、、余計な事を言ってくれた

赤音「返事はどうしたの？可愛い子だったらしいじゃん」

赤音は、、、って言うか 女子って恋バナ好きだよな、、、

青宗「あー 断った」

赤音「何で？」

青宗「好きって分からない」

ていうか あんま可愛くないし

性格も知らないし初対面だったし

赤音「ん〜 難しいよね“好き”って、、、その人と居るだけで幸せで ドキドキして、、、
素敵な感情、、、かな！」

青宗「なんだよそれ」

赤音「ふふふ そのうち青宗も分かるようになるよ」

〜回想終了〜

好きって、、、こういうことか

なら オレは成瀬が

たまらなく好きだ

好きって感情 俺理解出来たかもよ？赤音

Aside

一「飲み物買ってきたって イヌピー起きたか」

青宗「うん」

あっ そうだ！

『ねぇねぇ！２人とも！』

一・青「なに？」

『わたしのことAって呼んで欲しいな なんて、、、、、、』

ちょ、、、ちょっと欲張り過ぎかな？

一「オレもそう呼びたかった A」ニコ

青宗「オレもだよ A」ニコ

『へへ ありがとう！何か照れるなあ』

一・青「(可愛い)」

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