お人好しが過ぎる少女は愛される ０ 【東リべ】

episode４ ページ5

Noside

一「赤音さん！！」

赤音「一くん！」

薬の香りが鼻をくすぐる とある病院

赤音「私も青宗も 後遺症も残らないって」

一「よかったぁ、、、、、、」

赤音「一くん助けに来てくれたんだってね ありがとう」

一「、、、、、、違うんだ赤音さんを助けたのはオレじゃないよ」

赤音「、、、？」

一「成瀬何だよ、、、、、、」

一の涙が頰を伝った

赤音「成瀬ってAちゃん！？どうして？！」

一「わからない、、、、、、けど、、、」

赤音「Aちゃんは大丈夫なの！？」

一「大量出血で意識不明、、、、、、手術中なんだ」

赤音「そんな、、、、、、」

赤音の涙も頰を伝った

ベッドのシーツの上には 一と赤音の涙の粒が落ちては染みる

青宗「、、、、、、あかね、、、？」

赤音「青宗！！よかった、、、」

同じ病室で寝ていた青宗が 目を覚ました

青宗「成瀬は！？」

意識が覚醒し ベッドから起き上がる青宗

医師「手術が終わりました」

青宗に答えるように タイミングよく入ってきた医師

青宗「！成瀬の？」

九井「あぁ、、、、、、」

医師「ご両親は居ないようだが君達は？」

赤音「いえ、今日会ったばかりです」

医師「そうですか 手術は成功です」

普通は 始めに親族に言うものではあるが とても心配する彼らに気を利かせたのであろう

赤・青・一「！！」

医師「こちらの病室でよろしいでしょうか？」

赤音「はい」

〜数十分後〜

Aside

『ん、、、』

一・青「「成瀬！！」」

赤音「Aちゃん！！」

薬の匂いがする？

『どこ？』

九井「病院だぞ 成瀬、、、、、、赤音さんの事 助けてくれてありがとうな」

青宗「俺の手当てもありがとう」

赤音「私の手当てもね」

そうだった！火事にあって、、、、、、

『いいえ！！全然＿「A！！」、、、お母さん』

由希「なにやってんの！！」

お母さんはまさに鬼の形相だ

『火事に首突っ込みました、、、、、、』

　 パチンッ

お母さんに頰を叩かれた

赤音「すみません！！Aちゃん巻き込んだのわたしなんです！！」

一「俺もです！」

青宗「俺もです！成瀬に助けて貰った！！」

違うんだよね お母さん、、、お母さんが怒ってるのは

お母さん「いえ 助けに行った事自体には怒っていません」

『心配かけてごめんなさい、、、』

由希「、、、、、、分かってるならいいわ」

『うん』

由希「まだ貴方は小学４年生、、、無理だけはしないで！」

お母さんは涙を流した

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