NEXT4に。 (ページ7)

今日:17 hit、昨日:3 hit、合計:107,076 hit

始まり4 ページ7

筑波大学は

普段過ごす中高の校舎と同じ敷地にある。

中に入ると、もう何人か来ていた。

高1 7人。

はじで固まっていると、

監督さんがやってきた。

監督「君達、今日はよく見ていってね。後半は参加してもらうから。」

はい。

普段中高では出さない、短くて大きな返事。

普段ははーーい、だもんな笑

みんながどれだけ緊張してるかがわかる。

大学の練習はレベルが違かった。

技術も体力も俺らとは全く違う。

これが大学一部リーグか。

練習は超絶ハード。

噂によると筑波大は

練習がきついと有名らしい。

ただ、参加させてもらってわかったのは

…………

俺らには、

このハードで地道な練習は向いていない。

まあ、本当はこれができなきゃ

ダメなんだろうが……

いきなりこれはさすがに無理だ

基礎からやるべきか⁇

ますます、やらなくてはならないことが

わからない。

1人もやもやしながら片付けていると、

向こうからデカくてゴツい大学生がきた。

?「ねえ、君さっき凄かったね‼バレーどれだけやってんの⁇ってか名前なに⁇」

あっ、さっきの試合形式練習のスパイクか。
俺は昔からスパイクとサーブだけは
一番であり続けたかったから、
ずっと練習していた。
だから、今では俺の武器になっている。

「ありがとうございます…飛鳥井慎平です…
小1からやってます……」

?「へぇ、慎平か。
あのそっくりなやつ双子⁇
あっ、俺は大一の高橋健太郎ね‼」

「あっ、双子です…」

高「っていうかさ、
コートに入る時より暗くない⁇
なんか悩んでる⁇俺でいいなら聞くけど‼」