NEXT4に。 (ページ44)

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初招集 1 ページ44

雨が珍しくやんでいる5月のある日。

今日も呑気に食堂でお昼を食べるバレー部達

もちろん、俺は筑スペ(最初のに戻った)を
食べていた。

「晴樹、スパゲッティだけ⁇」

晴樹「うん‼」

岳「それしか食べないから身長がの」

晴樹「煩いな～岳と飛鳥井兄弟が
でかいだけ」

なんていつもみたいに話してると

『生徒の呼び出しをしま～す。
バレー部高2飛鳥井慎平、
バレー部高2飛鳥井慎平、
筑スペを食べるのを切り上げ
大至急、職員室まで来てください‼』

………なんで、食べてるの知ってんだよ……

幸人「なんかやらかした⁇」

「さあ⁇」

「先生‼」

小林「ああ、来た⁈ちょっと来て‼」

「なんで筑スペ食べてるの知ってんの⁇」

小林「勘⁇」

「はあ」

小林「それよりさ。
慎平は将来どうしたい⁇」

「入れる大学行って、入れる会社に入る」

小林「バレーは⁇続けないのか⁇」

「わからない。ご縁があれば」

小林「これ。もうご縁あったよ。どう⁇」

渡された紙には

オリンピック強化選手

確かに書いてあった。

小林「保護者には伝えてある。
あとは慎平だけだ。」

こんなチャンスはやってこない、2度と。
ましてや、大きな大会にはまだ出ていない。

なら……答えはひとつ。

「行けるとこまでやってみます」

ダメになったらやめればいい。
選ばれたんだから、選択の権利はあるはずだ。

「……なんでえらばれたの、俺⁇」

小林「知らない」

「は？」

小林「来週顔合わせあるってよ」

「来週って急だな」

小林「本当は先週からわかってたんだけど」

「早く言えよ」

￣￣￣￣￣￣
先ほどあげたのはまた後でだします。
ごめんなさい