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石川「星城3年石川祐希です。
今日はよろしくお願いします。」

「筑波大附属1年飛鳥井慎平です。
こちらこそよろしくお願いします。」

星城監督「1年⁇」

「あっ、はい。
高2が早めに引退してしまって……」

星城監督「あっ、そうか…」

石川「1年……飛鳥井……やっぱり……」

(……⁇)

石川「ねえ、久しぶりだよね⁇
覚えてるかな⁇しん」

「覚えてるよ、しっかりと。」
覚えてたんだ。

星城監督「知り合いか⁇」

石川「はい。小学生の頃、全日本大会で。」

星城監督「もしかしてだけどさ……」

「監督さんの言いたいことはわかります。
俺は監督さんの思ってる

飛鳥井慎平

です。」

星城監督「もう上は目指さないのか」

「今は目の前のことを。」

星城監督「そうか。じゃ、先に。」

石川「まさかしんがここにいるとはね」

「ああ、まさかバレーでまた会うなんてな」

石川「戻ってきたんだね、おかえり‼」

「ただいま、っても離れてたのは2年だけ…」

石川「でも、俺はしんを探してたんだよ」

「だから、こんな雑魚バレー部、
しかも遠いとこまで……
よく覚えてたな、俺のこと」

石川「忘れるわけないよ⁇
監督さんは大学と練習できるから、
って引き受けたみたいだけど俺は違うよ。
中学の時しんのフォーム見まくってた奴もいるしさ。」

「それがよくわかんないんだよな。
まささんも言ってた」

石川「フォーム綺麗だしね。
ねえ、まささん、て柳田将洋⁇」

「うん、そうだけど」

石川「俺、柳田さんのフォーム参考にしてる」

「それ、一部俺らしいよ」

石川「まじかよ。あれ⁇
柳田さんとは全日本大会
一緒にならなかったの⁇」

「俺は小2から。まささんその時中1」

石川「あっ、そうか。」

「そろそろ時間」

石川「行くか、今日は勝つよ」

「少しでも食らいつけるように頑張るよ」

石川「ああ」