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始まり12 ページ15

きーんこーんかーんこーん♪

「終わった～～！！」

先生「慎平くん、五月蝿いです」

「すいませーん」

終わったわ、考査……

終礼が終わり部室に集まる

「はぁい、宿題提出でぇーす‼」

晴樹「大丈夫⁇テンション高くない⁇」

純平「そんな君も素敵」

「うるさい‼……全員分揃ったな。
これは俺がまとめてくるから、
夏中に暗記してね❤」

幸人「マジで⁇」

岳「暗記したところでどうすんの⁇」

「相手の動きをパターン化するんだよ。
正直普通にやったら無謀だ。
でも俺らの暗記力なら
かなりいところに行けると思う。」

晴樹「あとは自分がそれに合わせて
動く練習をすればいいのか」

「相手も研究されていることは推測できても、

まさか何十通りものパターンに分けられる

何てことは思わないだろう⁉」

あー、多分

とよくわかんない返事をする部員たち

「というわけで、これが第一弾です。」

俺がテスト中に
徹夜で作り上げた冊子を出す。

「星城をパターン化してみたんだけど
ざっくり分けて586通り。
でも、他の学校とかぶるとこも多いから
全部あわせてもざっくりなら
5000以内にはおさま」

岳「多い‼」

「東大入試の英単語よりは少ないです」

岳「……はい」

「みんな覚えてきてね❤❤」

「「「……はーい……」」」