無機物 139 ページ50
キルア「後はこの指輪とロムカードか」
ゴン「これ、普通のより小さいね。これ専用のハードとかあるのかな？」
キルア「えっ？知らねーの？」
「このロムカード、ジョイステ専用のだよ。まさか、知らないのか？」
ゴン「えぇ？ジョイステ？」
ここまで聞いても全然わからないのか。
大自然を遊び場にって意味が、ここでようやく分かった気がする。
キルア「ジョイステーションってゲーム機。３世代前だけど」
ゴン「ふ〜ん・・・」
「じゃあ買えば？」
その私の一言に、２人はしばらく黙り込んだ後、キルアが出て行った。
しばらくして、キルアが帰ってくると、手にはゲーム機を抱えていた。
ゴン「これが、ジョイステーション？」
キルア「懐かしいなー。昔よくやったぜ」
「というか、ミルキに無理やりやらされただけなんだけどね」
キルア「それは姉さんだけだろ。他は結構楽しんでたぜ？」
「ゲームよりチェスとかの方が楽しいよ」
キルア「逆にそれはやりたくないな・・・」
ゲームの話に花が咲く私達を、疑問符を浮かべながら見つめるゴンに気付いて話をやめた。
ゴン「このロムカード、どんなゲームなんだろ？タイトルとか何も書いてないけど・・・」
キルア「お前ほんっとにゲームしたことないんだな。貴重な奴」
テレビに回線を繋げながらそう言うキルア。
確かに、ゴンは現代に追いついてない気がする。
「それはただのロムカード。ゲームソフトじゃない」
キルア「ロムカードには、ゲームのメモリーが入ってるんだ。だから、ここに差し込めば・・・」
キルアがそう言いながら画面を操作すると、何か変な模様が書いてある場所に行きついた。
キルア「入ってるゲームは１つだけだな。『グリードアイランド』って言うらしい」
ゴン＋A「グリードアイランド？」
２人同時に聞き返したが、私はこの名前に聞き覚えがあった。
確か、ミルキがたまに呟いていた名前だった気がする。
いや、違うか？
必死に思い出そうと考えを巡らしている間に、２人で結構話が進んでいた。
ネットに向かって、何か呟いていた。
キルア「しかもなんだこの値段！？」
突然キルアが叫ぶものだがら、気になって見に行くと、そこに書いてあった値段は・・・
「５８億？」
天空闘技場で貯めたお金は今回は１０億。
それと昔貯めたやつを合わせても『１４億』。
「全然届かないな・・・」
――――
続編行きます((
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サダソ好き - サダソ死んじゃうんだ…!?（新しいッ/失笑）🤣 (11月4日 4時) (
レス) @page17 id: a8d7b99445 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゥ(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2015年3月7日 20時) (レス) id: fa86efad4c (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 面白かったです更新頑張ってください (2015年3月7日 17時) (レス) id: 2a7f5290d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゥ(プロフ) - ピカチュウ!!さん» そこらへんは自分でもどうしようか迷っているところなんですが← 一応考えてはあるのでこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2015年2月11日 21時) (レス) id: 2952b56775 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ!!(プロフ) - とても面白かったです。ミルキと片割れじゃないのが気になります。容姿はシルバ寄りだから母親が違うとか？(´`) (2015年2月11日 1時) (レス) id: b4f1c47765 (このIDを非表示/違反報告)
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