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無機物 129 ページ39

審判の得点の付け方に、少々反論が起きていたが、それは今あまり関係ないだろう。

あいつの勝利は、もうほぼ決定づけられたんだから。

審判「やれるか?」

ゴン「もちろん・・・!」

そう言って立ったはいいものの、フラフラしていて危なっかしい。

最終試験を思い出すな。

そう呑気な考えを巡らせていると、ヒソカのくだらない挑発が始まっていた。

ヒソカ「僕はいつ君のほっぺに、伸縮自在の愛(バンジーガム)を付けたでしょう♥」

最初から凝で見ていればわかることだったのに・・・

3つの選択肢を出されたが、多分こいつは殴られる気なんて微塵もないだろう。

3つの中に、答えなんて存在しない。

ゴン「3だ!両手で殴った時!」

ヒソカ「ブーッ。答えは4。オーラ別性格分析の時に飛ばして付けた、でした♥」

やっぱり・・・

「汚い」

でもそういうのがヒソカらしい。

ヒソカ「最初から凝を使っていたとしても・・・君に付けることはいくらでもできる♥」

ということは、あれを付けられない方法は凝を使いながらヒソカの攻撃を全て避ける。

1番良いのはヒソカと一定の距離を取り名がら遠距離攻撃を仕掛けることかな。

ズシ「ヒソカの攻撃を全て避けなければならないってことっすよね。

でも、防御できれば・・・!」

ウイング「いや、防御しても、その場所につけられます」

思ってたより、たちの悪い能力だな。

キルア「ってか、姉さんは大丈夫だったのかよ」

「自分の能力があいつの能力に対応するのに好都合だったから」

そう言っても、キルアはよくわからないとでも言いたげに首を傾げた。

ヒソカ「さぁ、お喋りはここまで。そろそろ戦闘準備、再開・・・♠」

ヒソカの言葉の途中で、ゴンが先に動き出した。

逃げられないなら向かうまでってところかな。

そういうところもゴンらしい。

そう思いながら見ていたら、途端に背筋に寒気が走った。

思わず腕を抑えると、隣にいたキルアが私に目を向けた。

キルア「なんかあったのか?姉さん」

「・・・寒気がする」

キルア「寒気?今夏だぜ?」

「やっぱりヒソカはヒソカだ・・・」

キルア「え?何言ってんの?」

私の言葉の意味が理解できずに眉を潜めるキルアに対し、ウイングは納得したように私を見ていた。

真面目に変態だ・・・あいつ。

背筋の寒気は、まだ収まらなかった。

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サダソ好き - サダソ死んじゃうんだ…!?(新しいッ/失笑)🤣 (11月4日 4時) (レス) @page17 id: a8d7b99445 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゥ(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます!頑張ります! (2015年3月7日 20時) (レス) id: fa86efad4c (このIDを非表示/違反報告)
アクア - 面白かったです更新頑張ってください (2015年3月7日 17時) (レス) id: 2a7f5290d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゥ(プロフ) - ピカチュウ!!さん» そこらへんは自分でもどうしようか迷っているところなんですが← 一応考えてはあるのでこれからも読んでいただけると嬉しいです! (2015年2月11日 21時) (レス) id: 2952b56775 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ!!(プロフ) - とても面白かったです。ミルキと片割れじゃないのが気になります。容姿はシルバ寄りだから母親が違うとか?(´`) (2015年2月11日 1時) (レス) id: b4f1c47765 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゥ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年1月30日 18時

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