15話 ページ15
〜em視点〜
周りはワイワイと騒いでいる
それを見てふと、こう思ってしまう
皆……私の事邪魔じゃないんかな？
いらん子とか思っとるんじゃないんかな？
なんで……優しくしてくれるんやろ……？
なんで……なんで……
そう思うと涙が出てきた
zm「え、エミさん！？大丈夫か！？」
『ぅう…っ……』
rb「え、え！泣いとるんか……！？」
泣いていることに気づき、皆焦っているようだった
心配してくれるんや……この人達は違うんかな……？
『なっ……んで……私……なんかを……優しく……察してくれるんですか……？』
rb「エミさん……？」
『私はっ……私はっ………』
突然目の前が真っ暗になった
rb「っ！エミさん！！」
私が小さい時"呪われた子"と言われていた
産まれた時から眼に色素がなかった
元々濃い茶色だった髪がだんだん色が抜けてき、今の色になった
両親は「こんな子家の子じゃない！」「お前は家の失敗作だ……！」と毎日のように言ってきた
母は泣きながら毎日暴力を振るい、父は殺そうとしてきた時もあった
毎日辛かった
毎日苦しかった
毎日……死にたいと思った
あの時死んでおけばよかったと後悔もした
だけど
ここのみんなに出会って
苦しかったあの毎日が
楽しくなった
あの時
グルッペンさんと出会わなかったら
私はどうしていたんだろうとよく思う
今は両親が憎い訳では無い
感謝もしてない
私が感謝するのは……
信用するのは……
グルッペンさんと仲間だけだ
目が覚めると
自室のベットで寝ていた
横にはロボロさんが寝ていた
顔は濡れていた
時計を見ると
〖午前2時30分〗
…………もう少し寝ましょうか……
そう思いながらまた眠りについた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミムら(プロフ) - zm推しで何が悪い！さん» ありがとうございます…！ (2020年3月21日 21時) (
レス) id: bcecf90b7b (このIDを非表示/違反報告)
zm推しで何が悪い！ - ミムらさん» わかりました！自分のペースで更新頑張ってね！ (2020年3月21日 9時) (レス) id: 015145443c (このIDを非表示/違反報告)
ミムら(プロフ) - zm推しで何が悪い！さん» あっ！すみません…更新頑張ります…！zmさんは……もうそろそろ出そうかな…と…？ (2020年3月20日 23時) (レス) id: bcecf90b7b (このIDを非表示/違反報告)
zm推しで何が悪い！ - ミムらさん» 更新頑張れ！頑張れ！.....ゾムさんっていつ出てきますか？ (2020年3月18日 14時) (レス) id: 015145443c (このIDを非表示/違反報告)
ミムら(プロフ) - 山愛さん» ありがとうございます……！シャオさんなぁ……？今後出そうか迷ってます…… (2020年2月5日 13時) (レス) id: bcecf90b7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
