○訪問者 ページ17
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「…………はぁ」
友達が声をかけにきたジェヒョナにはここで休むから戻って良いよ、って言って、留まろうとしてくれたけど、出口まで背中を押して送り出した。
イ・ユリさん…………
貴方は一体何者なの?
「Aちゃん」
「わっ!?」
ソファーの背もたれにもたれて天井を見つめていたら突然視界に入り込んできたのは
「久しぶり!綺麗なドレスだね!」
可愛らしいエクボを作ってニコニコ笑うホソクさんだった。
その隣にはジミンさんも立っていた。
「あ、ご挨拶が遅れてごめんなさい、」
慌てて立ち上がる私に焦ったように、わざわざ大丈夫なのに!って声を出すホソクさんとジミンさん。
「こちらこそ、……あれ、ジェヒョナは?今日一緒じゃなかったの?」
キョロキョロと周りを見渡すジミンさん。
「あ、ジェヒョナならさっき出て行って…」
その言葉を聞いて何かを思い出したように目を見開いてニコニコの笑顔でホソクさんが私を見直した。
「……さっきジェヒョンくんがAちゃんを探してたよ?え〜と………上の階のお手洗いの向かいにある部屋に向かってったけな?」
ジェヒョナが?
さっき出て行ったのに?
ここにいるって伝えたのにわざわざ上の階に?
キョトンとする私にホソクさんがちょっぴり焦る。
「ええと………あ!なんかお偉いさんに捕まってたみたい……?」
ホソクさんの隣でジミンさんも不思議そうな顔をする。
「ヒョン、そこはジニヒョ「………Aちゃん、ジェヒョンくんかなり焦って探してたから早く向かってあげたほうがいいかも?」
突然ジミンさんの口を両手で覆ったホソクさん。
………不思議な人達だな、
ジェヒョナがお偉いさんに?
………取引関係の事かな、早く向かわなきゃ、
「ありがとうございます!すぐに向かってみます」
「うん、またね」
ホソクさんが片手で手を振り、口を覆われたままのジミンさんもされるがままの状態で手を振った。
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「ちょっと!ヒョン!なんなんですか急に!」
「俺はユンギヒョンの恋のキューピッドにならなきゃいけないの!」
ヒョン、感謝してよ〜?
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ばタこ(プロフ) - 霞さん» 霞様、コメントありがとうございます!テヒョンくんに聞かれちゃってました(^-^)夜だけ寝て下さい!それで合ってます!笑 頑張ります、有難う御座います(T-T) (2020年9月18日 16時) (レス) id: c9cd41e168 (このIDを非表示/違反報告)
ばタこ(プロフ) - ここまるさん» ここまる様、コメントありがとうございます!死ぬほど面白いなんて嬉しすぎます〜〜!有難う御座います! (2020年9月18日 16時) (レス) id: c9cd41e168 (このIDを非表示/違反報告)
霞(プロフ) - まさかのテヒョンくん、、、キュンキュンしてたところに飛び出してきたテヒョンが気になり過ぎて夜しか眠れません更新頑張ってください! (2020年9月18日 16時) (レス) id: 7c44520856 (このIDを非表示/違反報告)
ここまる(プロフ) - 死ぬほど面白いです、、応援してます!! (2020年9月17日 20時) (レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
ばタこ(プロフ) - チャンさん» チャン様、コメントありがとうございます!嬉しすぎるお言葉有難うございます(;_;) (2020年9月17日 7時) (レス) id: c9cd41e168 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばタこ | 作成日時:2020年9月16日 16時