エイト×部活【∞】

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それから渋谷くんと放課後補習授業を何日か続けた。




渋谷くんがこない日はなく、毎日一緒に取り組んでくれた。





ある日、渋谷くんがマルつけをしているのを待っていると





渋谷「なぁ、Aってさ、彼氏おらへんの？」




A「いるよ」




渋谷「えっ･･･」




A「･･･って言うのに憧れてる笑」




渋谷「あ、あぁ、ビビった笑」




A「彼氏いたら補習なんかしてないだろうな」




渋谷「関係ないやろ笑

彼氏できたら教えてもらうんやろ」




A「いや別に、今のままでもいいやーって笑

渋谷くん先生よりわかり易いし」




渋谷「ふぅん･･･。彼氏募集中なん？」




A「いや、誰でもいいとかじゃなくて、

私が好きになった人しか付き合わないから！」




渋谷「一途なんやな」




A「まぁね笑」




渋谷「そういう奴、嫌いやないで」







何それ、意味深･･･。





渋谷「･･･ほれっ、できたで！」




A「う、うん･･･、ありがと」





雑に書かれたマル。





そこにはどんな気持ちが詰まってるのかな。

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