エイト×部活【∞】

帰宅部【赤】×補習女子 ページ5

はぁー、また補習。




そりゃあ点がクラス一悪いものあれだけどさ、




ちゃんと私真面目に授業受けてるよ？






なのに頭が良くならない＝補習しても意味がない。






何この問題、意味が分かんない。




数学嫌いだし。飛ばしちゃおう。





って思ったとき、教室のドアが開いた。





･･･同じクラスの渋谷くん。






渋谷「･･･あ」




A「あ、忘れ物？」




渋谷「おん。傘忘れてん。ごめん邪魔した」




A「ううん、全然大丈夫」






クラスではあまり喋らない渋谷くん。



男子とはゲラゲラ話すけど。






またわけのわからない問題に目を移すと




渋谷「何してんの？」




と、後ろから至近距離で喋られた。





A「っわああああ！」




渋谷「え、びっくりしすぎやろ」




A「はぁ、心臓止まるかと思った･･･」




渋谷「つかなにこれ、補習プリント？」





ペラペラとプリントを触る。





A「うん。馬鹿だからさ笑」




渋谷「お前･･･、全部間違ってんで」




A「んえぇ！？そんなはずは･･･」




渋谷「いやマジで」




A「えぇー･･･、信じたくない」




渋谷「教えたろか？」




A「えっ、いいの？」




渋谷「ええよ。帰っても暇やし」




A「ありがとうございます！渋谷様！」






それから私と渋谷くんの補習授業がスタートした。

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