エイト×部活【∞】

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暗くて保健室開いてないかと思ったけど




普通に開いとった。






保健室の中を覗いて誰かおるか確かめたけど、



誰もおらん様子だったからベッドにゆっくりとAを降ろした。






A「すみません、村上先輩･･･」




村上「無理して喋んなて、冷えピタどこや」




A「あの、右上の棚に･･･」




村上「おお、ほんまや」




A「保健委員なんです」




村上「へー」






Aのおでこに冷えピタを貼って、



体温計を準備した。






A「いいですよ、自分でやります」




村上「ええから、じっとしとけ」






はたから見たら俺変態？




女子のボタンを外して、脇に体温計を当てるっていう。




今更、やったことを後悔する俺。





あ、Aの顔が一気に赤くなった。




照れてんのかな。






村上「38度か、親呼んだほうがええんちゃう？」




A「親、いない」




村上「え？」




A「事故で、死んだんです」






あ･･･、なんか、悪いこと聞いてしもうた。






村上「ごめん」




A「いえ、いいですよ」




村上「家まで送ってくわ」




A「いいですって！」




村上「もー、うっさいなぁ。とりあえず寝とけ」




A「は、はい･･･」





返事をしたあと、彼女はすぐ寝よった。





村上「寝るの早･･･」





寝顔かわええな･･･。そりゃモテるわ。






俺はAの頭を撫でて



思わず、唇を重ねてもうた。





A「ん･･･」





やば･･･、起きてもうた？






A「村上先輩･･･、す、き･･･」








興味ないと思っとったけど



俺は元から彼女が好きだったかもしれない。






サッカー部【紫】×サッカー部マネージャー女子


END

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