ディア・マイベストフレンド３ (ページ14)

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よんじゅうきゅうページ14

仕事が終わり、家の灯りが点いてたからリビングに向かったら、

『智～...ただいま。』

智「あ、おかえり！」

今日は料理男子になってました...好きだな～智のエプロン姿(笑)

私、変態みたいになってた...。

『ん～いい匂い！』

智「今日は、大野家のシチューだよ～」

『大野家シチュー好き！』

智「んふふ、じゃ、椅子に座って待ってて」

『はぁーい』

大野家シチューとは、
ウズラの卵とコーンが入った少し甘めのシチュー。

中学の頃に大野家にお邪魔した時に食べた事があって、凄く美味しかったのを覚えてる。

智「はい、おまたせ～」

『ありがとぉ～』

智「...よし、じゃぁ..「『いただきます！』」

智「うんめぇ～」

『うん...美味しい！』

智「温まるな～」

『ふふ、おじさんみたい』

智「そしたらAはおばさんだな」

『はぁ？んな訳ないじゃん！』

智「だって、俺よりも誕生日前じゃん」

『ま、まぁそうだけど。』

智「もう34かぁ～」

新年明けたから35だけどね...そこ突っ込んだら何か言われそうだから言わない。

『早いよね～。私たちが出会って今年で23年経つよ？』

智「もうそんなに？」

『うん。』

智「じゃあさ、25年目に成ったら結婚しようよ。」

へ...？

真面目な顔して何を言ってるの...？

『い,,,いやいや』

智「俺、Aとじゃないと結婚したくない」

そんな子供みたいな事言わないでよ。