ディア・マイベストフレンド (ページ5)

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ごページ5

『智、お待たせ！』

仕事が長引いちゃって待ち合わせよりも少し遅れちゃったけど、

智は何も文句を言わず、待っててくれた。

智「行こっか。」

『うん』

隣を歩く時、いつも私が右で、智が左。
中学の時から変わらなくて、お互い逆になると自然と定位置に戻ってる。笑

レストランに着くと、お客さんは2組しかいなくて、静かだった。

智「....A。昨日はごめん。」

『こっちこそ、言い過ぎてごめんね？』

智「...っえ？」

何ともいえないマヌケ顔を私に見せてきた。

『何？私が謝らないとでも思った？笑』

智「....う..ん。」

素直に答えてるし。笑

『今回は智の方が悪かったけど、私も少し悪かったな...って』

智「そ...っか。」

『こんな良いレストランにも連れて着てくれたし...ありがと、智』

智「う、うん。」

『さ、仲直りの握手しよ！』

そう、私たちは喧嘩した時に決まって仲直りの握手をする。

これで大体は解決されてきた。笑

智「良かった、仲直りできて...」

『ふふ、ほんと、良かったね？』

これだから親友は最高だ。

きっといつまでもこうして仲良くしているんだろうな...。