なすりつけあい ページ32
貴女side
エーコ「ん〜おいひぃ〜！」
ラフタ「う〜ん！いけるいける！」
貴女「久しぶりのお魚はいい…」
リュウ「美味い…」
私達はお魚を味わっている。
だけど…
ライド「マジかよ？」
シノ「嘘だろおい…やっぱり食い物じゃねぇよこれ」
昭弘「こっち…睨んでやがる」
貴女「睨むって…魚が睨むわけないでしょ」
昭弘の発言に思わず笑ってしまう。
ヤマギ「先にどうぞ」
ライド「えっ！い…いやそっちが先に…」
ヤマギ「遠慮しないでいいから」
なんなんだこのなすりつけあい…
アトラ「ちょっと三日月！口くらい付けてくれたって！」
と火星ヤシを口に運ぶ三日月にアトラは言った。
三日月「ん？」
アトラ「タービンズのみんなに手伝ってもらってすっごい大変だったんだから！」
三日月「へえ〜」
と三日月は言うが口をつける気は全くないようだ。
アトラ「もういい！」
アトラは三日月の隣りに座り、お魚を口に入れる。
アトラ「ん？うんま〜！なんかよく分かんないけどすっごい複雑な味で」
貴女「いい身だよ…！脂もいい感じ…」
リュウ「だよな…」
ライド「嘘だろ？」
アトラ「ほんとだって！火星に帰ったら自慢しよ！こんなの食べたって」
昭弘「うっ生臭え…やっぱ生臭えよ…」
貴女「そりゃ魚だからね。生臭いと思うよ」
みんなはブツブツ言ってるけど、食べるのかな…
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作者名：美歌 | 作成日時：2016年5月20日 0時
