【鉄血のオルフェンズ】鉄華団と元情報屋の少女 Part3 【完】 (ページ20)

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廃人ページ20

貴女side

貴女｢どうしたの？｣

ヤマギ｢リアクター周りのチェックを頼みたいんだ｣

貴女｢任せて！｣

***

整備をしてるとあっという間にもうみんなが寝る時間になっていた。

ヤマギ｢もう上がって残りの整備はまた明日にしよう｣

貴女｢私はもうちょっとだけ…｣

ヤマギ｢無理しないでね｣

貴女｢ありがとう。おやすみヤマギ｣

ヤマギ「おやすみA」

ヤマギがMS(モビルスーツ)デッキを出て行くのを見送った後、バルバトスのコクピットに入った。

貴女｢ねぇ…バルバトス…貴方疲れない？私ちょっと疲れちゃったかも…

でもね。まだまだ色んなことを覚えたいし、知りたい…だからもっと頑張らないとね…｣

阿頼耶識(あらやしき)…

ここに三日月のインターフェースが…

三日月専用にリミッターを限界まで外してるって…

もし私に阿頼耶識(あらやしき)があってとして、バルバトスに繋いだら私はどうなるんだろ…情報量に耐えられなくて死んじゃうのかな…

組織にいたとき、唯一阿頼耶識(あらやしき)を持ってる仲間。

いつもMS(モビルスーツ)に乗っていて、たまにだけどMW(モビルワーカー)にも乗っていた。

その子はいつも阿頼耶識(あらやしき)を繋いで、朝から晩まで物資の搬入などをしていた。

最終的には脳神経がやられて

全く自分の体の自由が聞かず、廃人と化した。