【鉄血のオルフェンズ】鉄華団の元情報屋の少女Part2 【完】 (ページ31)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:67,940 hit

コロニーと小さな宝石ページ31

貴女side

ブリッジ

アトラ「わあ…あれがそうなんですか？」

チャド「だってさ」

アトラ「へえー」

貴女「思ったより大きいなぁ…」

ユージン「ドルト2ってのは正面のあれか？」

オルガ「ああ」

シノ「おんなじようなのがいくつもあるじゃねぇか」

貴女「確かに…同じようなものが沢山ある…」

塗装か何かで“2”と書いてるけど、それがなかったら見た目だけじゃどれがドルト2とかよく分からない…

オルガ「ドルトってのはアフリカンユニオンの公営企業だ。あれ全部がドルトって会社の持ち物なんだと」

コロニーが持ち物ってどんだけお金持ちなんだ…

ユージン「そんなかで俺たちが行くのがドルト2ってことか」

シノ「んじゃああっちのは？」

ユージン「だから…」

ビスケット「ドルト3…地球から来た工場経営者たちが住む高級住宅街とその人たち向けの商業施設があるんだ」

シノ「へぇ～よく知ってんなビスケット」

クーデリア「商業施設…」

アトラ「ん？あっ！あれって、もしかして、地球！？」

オルガ「ああ。だな」

三日月「そうか。地球って綺麗なんだな」

私の目に映る地球は、小さな宝石のように見えた。