泣き疲れる ページ22
貴女side
貴女「う…ん…」
三日月「気が付いた?」
ちょっと待った!
今…私の頭が三日月のひっ膝に…!?
と瞬時に起き上がった。
てか、目とか涙でぐちゃぐちゃだ!
絶対!!
手で目元を拭うと、涙がなかった。
鼻水もなかった。
貴女「ここどこ!!!!」
三日月「俺の部屋。涙ってしばらくしたら乾くんだよ。鼻水は俺がティッシュで拭った。」
貴女「そうなんだ…後、ありがとう」
知らなかった。
三日月「明日なったらAの目元は多分腫れてるだろうね。泣き疲れるくらい泣いたからさ」
そうなんだ…私何も知らない…でも、今日泣くことが出来た。
貴女「ありがとう三日月」
三日月「別に、お礼を言われるほどのことやってないよ。」
貴女「でも、ありがとう…まさかほんとに泣くなんて思ってなかったよ。三日月のおかげだよ」
と笑ってみせた。
三日月「……」
三日月はジッと私の顔を見つめる。
貴女「ちょっなに三日月…あんまり見ないでよ。泣いた跡とかあるし…それに恥ずかしい…」
下を向くと、三日月に
貴女「ん…」
ちょっ待った待った待った!!!!
三日月の顔が近い!
てか私…私…私…三日月にキスされてるっっ!?
自分から離れればいいんだけどいいんだけど!
びっくりしすぎているせいか、体が固まってなんか動けない!?
だから三日月から離れるのを待つしかっ!
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作者名:美歌 | 作成日時:2016年5月12日 0時