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待ってる？ ページ11
貴女side
貴女「ん…」
重い
なんだかよく寝た気がする。
というか…私。
つわりで気分が悪くなって部屋で休んでたんだった…
？「あっ起きた？」
体を起こすと、そこには右半身をベッドのすぐ隣りにある手すりがあるイスにもたれかかって、左手で端末をいじっている三日月がいた。
貴女「三日月…」
三日月「ちょっと待ってリュウに連絡する。」
まだ頭がはっきりしない…。
寝起きはちょっと苦手なのかな…私…
三日月「起きたよ。元気そうだけど…うん分かった。じゃあ待ってる」
貴女「待ってる？」
三日月「リュウが来るんだって、すごく心配してたよ。つわりは大変だって知ってても、やっぱりとても心配そうにしてたよ。｣
貴女｢そっか…なんか申し訳ないなあ｣
三日月｢なんで？そう思う必要何もないじゃん｣
三日月はそう言ってくれるが、申し訳ないという気持ちは消えなかった。
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作者名：美歌 | 作成日時：2018年3月19日 18時
