【鉄血のオルフェンズ】鉄華団と元情報屋の少女 Part1 【完】

厄祭戦時代の骨董品 ページ38

貴女side




現在、MS(モビルスーツ)デッキでバルバトスの整備に取り掛かってる。




でも、おやっさんも結構苦労しているようで…



「こちとらMW(モビルワーカー)専門なんだからよぉ」



と言っている。



タカキ「おやっさん。装甲の補強ってMW(モビルワーカー)と一緒でいいの？」



おやっさん「バカかおめぇは、装甲にナノラミネートアーマーを使ってるMS(モビルスーツー)と一緒なわけねぇだろ」



タカキ「じゃあどうすんですか？」



とタカキは聞く。



おやっさんはタブレットで何かを見ている。



そしてちっと舌打ちし、「ろくな記録が残っちゃいねぇ」と呟いた。



そりゃ大昔の骨董品(こっとうひん)の機体だもんね。



記録が残ってないのも無理ないよ…



ヤマギ「おやっさ〜ん。リアクター周りのチェックも…」



おやっさん「待てって！こちとらMW(モビルワーカー)専門でMS(モビルスーツ)いじるなんてガキの頃以来なんだからよぉ」



タカキ「このMS(モビルスーツ)って大昔に作られたんでしょ？」



バルバトスを見て、タカキは言う。



興味があるようだ。



おやっさん「あぁ昔も昔…厄祭戦時代の骨董品だ。



最もギャラルホルンが使ってるMS(モビルスーツ)以外は大抵が骨董品だがなぁ…」




タカキ「厄祭戦って？」



おやっさん「300年も前に地球で起こったデカい戦争のこった。


話にゃ…それこそ地球をぶっ壊すくらいのMS(モビルスーツ)がドンパチやりあったそうだ」



おやっさんは丁寧に説明する。



その話は前におやっさんから聞いたことあったや…

ハッキング技術→←解除コード

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す