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ノーマン「絶対待ってますから!2人が無事に帰ってくること
じゃないと、僕らがそっちに押し掛けますからね!」



ノーマンの言葉に2人はクスリと笑う
慶次「ノーマンの脅しは全然怖くねーけど、本当にやりかねねーなー
半年でケリつけてくるわ


先に行ってんね、ねーちゃん」


慶次はAの肩を叩きゲートを潜る
Aはカッコつけとため息を吐きノーマンを見つめた



『ノーマンがあの時言ったこと忘れないでおくわ
じゃぁ…ね』


ノーマンの頬に触れるだけのキスをして、服の胸ポケットに何かを入れるA


綺麗な笑顔でAはそのまま去っていった




見とれ固まるノーマンにレイは声をかける

レイ「Aさんから何貰ったんだ?」


ノーマンは胸ポケットから小さな紙切れを取り出し読む



____



どちらがずっと好きで居られるか賭けでもしようか?


____




ノーマン「……その賭けに勝つのは僕ですよ、Aさん」









5ヶ月後
ノーマンside

Aさん不在のため1ヶ月早く生徒会役員決めがあり、僕は会長、エマとレイは副会長になった


Aさんとケイが居ない退屈な夏休みがすぎ
Aさんのお気に入りだった中庭は寂しさから薔薇も元気がなく
学校は文化祭に向けて忙しい中、パソコンに向かう僕の心はAさんのことでいっぱいだった



ノーマン「もう10月かぁ…Aさんが苦手な季節だな

あと1ヶ月で2人が言ってた半年だよ?」



ロスに行った2人から連絡は愚か、電話すら通じない
今何をしているのか、元気なのかすら分からない


撫子の方にも連絡は一切入っていないようで、夏休みロスに行った撫子と桜士郎は2人には会えずに帰ってきたと言っていた


ノーマン「(Aさんのお父さん優しそうに見えたけど、自衛隊なんかやってるからやっぱり厳しい人なのかな)あー早く1ヶ月後過ぎないかなー」


生徒「何言ってらっしゃるんですか〜文化祭楽しみにしてるのに!ノーマン会長休憩にどうぞ」


新役員の女子生徒が缶珈琲を机に置く
やや下心を隠しきれていないが仕事はきちんとこなす真面目でいい子だ


有難く缶を開け珈琲を流し込む
すると下が騒がしいことに気がついた

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シェリー(プロフ) - はーやさん» コメントありがとうございます。頑張ってまいりますのでこれからもよろしくお願いします (2019年4月24日 16時) (レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
はーや - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!応援してます! (2019年4月24日 16時) (レス) id: bfa1b76809 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2019年4月24日 14時

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