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ノーマンside
冬休みもあっという間に通り過ぎて3学期
変わった事と言えば、僕の周りで嫌がらせが増えた事だった
物が消えたかと思えば入った覚えのない教室にあったり、誰も近くにいないはずなのに視線を感じたり、時には背中に張り紙までされていた
エマ「誰なの!ノーマンに悪戯する人!?」
レイ「とりあえず現状はこう(↑)だな。共通点といえば」
「「「Aさんがいない時!」」」
ノーマン「仮にAさんのファンなら、彼女に嫌われる行動は取らないだろうね」
レイ「Aさんと仲のいいお前が気に食わねーから離れるように仕向けるてか?幼稚かよ!」
ノーマン「とりあえずこの事はAさんにもケイにも言わないでね!」
レイ「いや、そのうちバレるだろ。てか、原因Aさんなら…ノーマン「原因はAさんじゃないよ?レイ?」っ〜」
若干納得してないレイだがノーマンの圧力に負け折れる
しかしレイはAより家族だった二人の事が優先だ。何かあればAを切り捨ててでも、僕らを守ろうとするだろう。それを僕が読んでいることも分かっている
ノーマン「(本当怖いなぁーレイは)」
しかし、嫌がらせはエスカレートするばかり
ノーマン「(気になるのは背中に張り紙されても、僕は愚か、レイも気づかないなんて…存在を隠すのが上手い相手を捕まえるのなんて)『…マン、ノーマン?』っはい!」
急に声をかけられ後ろを振り向けばAが立っていた
『ノーマン、私に話すことはないか?』
ノーマン「え?(Aさん気づいてる?いや、どうだろ。どちらかと言うと僕の態度を疑って勘ぐってる感じだ。心配かけたくないし)何のことですか?どうもしませんよ」
ニコニコと何時もの笑顔を向けるとAは眉間の皺を濃くするが、すぐに溜息を吐きわかったと返事をすると去って行く
その後ろ姿を眺めながら罪悪感に苛まれるノーマンだった
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シェリー(プロフ) - はーやさん» コメントありがとうございます。頑張ってまいりますのでこれからもよろしくお願いします (2019年4月24日 16時) (レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
はーや - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!応援してます! (2019年4月24日 16時) (レス) id: bfa1b76809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2019年4月24日 14時