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母「と言う事があってね、アレからAは益々警戒心も猜疑心も強くなっちゃって
でも変わった事と言えば……仮面をかぶるようになったかしら」

ノーマン「仮面、ですか?」
母「私(女優)の子だからって訳ではないの。アレでも幼い頃はそれなりに笑ってたし。まぁ他人に対する警戒心はあったけどね〜でも違うのよ
……私の憶測だけどあの子多分、犯人を刺激する事を言って暴行されたんだと思うの
傷…痛々しかったから
それからAは誰にでも笑顔を見せるようになった
警戒されないように
無闇に敵を作らないように」


表情一つ変えないミユキだが、コーヒーカップを握る手が微かに震えていた


怒りを押し殺しているのか分からないが流石女優
その顔はまるで仮面


だからか、親子と言う理由ではなく
彼女とAが似ているのは


ノーマン「……Aさんもミユキさんも感情をあまり外に出さないですよね。Aさんはわかりますが
ミユキさん、貴女は女優だからってだけじゃないですよね?何か別の理由で仮面をかぶっているよな感じが…」

ノーマンは言いかけた言葉を飲み込む
それはミユキが怪しく笑っていたからだった


母「本当君、Aみたいに頭がいいのね….
いや、Aが居なかったらきっと天才って渾名されていたでしょう



私過去に尊敬する恩師とたった1人の家族を失っているの」


ノーマン「!!」


母「と〜その前に君の携帯電源切ってくれる?
Aに居場所ばれちゃうから」

ノーマン「え?あーはい。でもどうして?」

母「撫子ちゃんなら携帯のGPSで居場所特定しそうじゃない?。そろそろAにもバレただろうし」


生徒のアカウントを確認できる撫子の事だ
本当にやりそうで怖いと思うノーマンだった






その頃Aはというと

『母が家に来てノーマンを連れ去った!?』
レイ「そうそう、本人が言ってたから間違い無いと思いますよ」

慶次「帰ってこねーからまさかと思ったけど、そのままこっちに来るとは」

Aは頭を掻き盛大にため息をつきながら撫子へ電話するのであった



『撫子?ノーマンの居場所探して!』

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シェリー(プロフ) - はーやさん» コメントありがとうございます。頑張ってまいりますのでこれからもよろしくお願いします (2019年4月24日 16時) (レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
はーや - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!応援してます! (2019年4月24日 16時) (レス) id: bfa1b76809 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2019年4月24日 14時

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