五十陸 ページ7
モノノケ庵で芦屋を送り戻ってきた安倍
部屋は静寂に包まれる
それを壊すかのようにニャンコ先生の腹が鳴った
先生「腹が減った、A！とりあえず飯にするぞ」
『全く先生は勝手なんだから…確か塔子さんが作ってくれていたはず
晴齋もとりあえずご飯にしよう？」
安倍side
Aが冷蔵庫に入れていた惣菜を暖めている間に呪いを受けた所から痛とともに身体の力が吸い取られて行くのを感じた
冷や汗を浮かべるが必死に隠す
安倍「(何つー倦怠感……これ以上心配かけるわけには行かねぇんだ。耐えろ俺)」
先生「辛そうだな安倍」
安倍「…平気だ。アイツには言うなよ」
先生「アヤツも薄々気づいておると思うぞ
何せAも以前呪いを受けた事があったからな」
安倍「はぁ！？いつだよ」
ニャンコ先生は顎に手を置き考えるそぶりを見せる
先生「まだ私と出会って間もない頃だったな。五日印と言って、五日かけて宿主の生気を吸い尽くしたり、引き寄せて食べたりするという呪いだ。
…今のお前と一緒だな」
その話に安倍は苦虫を噛むような表現を浮かべる
安倍「それで？どうやって呪いを解いたんだ？」
先生「ヒノエと共に式神を作って倒したのだ
アレを習得するのには時間がかかる。今回は使えん
今なら美味い高級菓子で手を打ってやっても良いぞ？」
安倍は眉間の皺を濃くして考えておくと返事をした
二人が話に夢中になっていたため気が付かなかった
Aが鴉と何か話しをしていたことに……
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シェリー(プロフ) - 五月七日さん» 感想ありがとうございます。コメント頂いた時とても嬉しかったです。これからも皆さんに面白いと言ってもらえる様な作品を目指し頑張ります。応援本当にありがとうございます (2018年10月11日 20時) (
レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです！凄く好きです！凄く面白いし応援してます！更新待ってます！ (2018年10月11日 14時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シェリー | 作成日時：2018年8月29日 7時
