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八十捌 ページ39

芦屋「早く逃げて!」
『花繪!!』安倍「芦屋!あのバカ!!」

必死に雷光の攻撃を阻止しようとする芦屋だったが力の差は歴然

簡単に芦屋は振り落とされてしまった

芦屋「あ…」
『花繪!!』
安倍/先生/鴉「「「A(殿)!!」」」


Aは芦屋目掛けて崖から飛び降りる

慌てて阻止しようとする安倍だが、するりと手をすり抜けAは芦屋と共に崖から落ちてしまった

鴉は慌てて二人を追いかける


残されは安倍は悲痛と殺気の混じった顔で雷光を睨んだ


先生「安倍…乗れ」

獣化した先生は安倍に乗るよう指示する
黙って従うと先生は雷光目掛けて突進していった









『……っう…イタタ…あ、生きてる?』

痛みを堪えながら目を開ければ
自分を抱きしめるように下敷になっている芦屋、芦屋の下で伸びている鴉が居た


『花繪!鴉!しっかりして!』

慌てて退き、安否を確認すると二人は目を覚ました


芦屋「いてて…ってA!怪我は!!」
『私は平気だよ、花繪が庇ってくれたから」
芦屋「そっか、よかったーでも駄目じゃないか!女の子なんだから危ない事したら」
『そ、それは花繪だって!鴉が居てくれなかったら死んでたんだよ!』



言い合いを始める二人に鴉は口を挟む
今それどころじゃないと同時に言うと目の前には祠が埋まっていた


芦屋「これって、鴉が言ってた祠!?」
鴉「はい…感じます。自分の力を」

Aと芦屋は顔を見合わせ頷くと祠の扉を開けられるよう土砂を退かす

鴉も手伝おうとしたが結界がはられており手を出すことができない


土砂を退かし扉に手をかけた時怒涛の声が響き渡った



雷光「触んじゃねぇ!!」


A達目掛けて飛んでくる雷光、後ろには獣化した先生と安倍


安倍「A!開けろ!」

『うん!』


封じのために貼られていた札を剥がし扉を開ける
開けると青い光が谷中に広がる

あまりに眩しい光にその場に居た全員が目を瞑る

光が少し収まると雷光はA達目掛け拳を降ろした


突然な事で目を瞑るA
しかし一向に痛みはこず目を開けると


長い黒髪の羽の生えた人が立っていた

八十玖→←八十漆



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設定タグ:不機嫌なモノノケ庵 , 安倍晴齋 , 夏目友人帳   
作品ジャンル:アニメ
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シェリー(プロフ) - 五月七日さん» 感想ありがとうございます。コメント頂いた時とても嬉しかったです。これからも皆さんに面白いと言ってもらえる様な作品を目指し頑張ります。応援本当にありがとうございます (2018年10月11日 20時) (レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです!凄く好きです!凄く面白いし応援してます!更新待ってます! (2018年10月11日 14時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月29日 7時

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