七十惨 ページ24
『私、大切な友人が他の人と仲良くしてるくらいで嫉妬するくらい心狭いなんて知らなかったの!』
安倍「………は?」
『友達に対する独占欲の強さとか自分でも分かってなくって、初めて気がついたんだ
だからごめん!直していくからまた普通に友達にして下さい。』
Aの言葉に外で盗み聞きしていた三人がAの鈍感さに突っ込みを入れていた
安倍「はぁ……はぁ?」
『言えたらスッキリした!ありがとう晴齋!
あ、鴉が早く祓いに来てくれって言ってたよ
きっと、この間の事気にして家に来なかったんでしょう?いつでも来ていいからね!
じゃぁ文化祭頑張って』
自己完結し満足気味な表情でAは安倍に別れを告げる
安倍は言われたことの意味が理解できず固まっていた
芦屋「ーい。あべ…ん。聞こえてますかー?」
芦屋の声で思考を戻し辺りを見れば三人は居なくなっていた
芦屋「安倍さん思考停止してて、Aは満足そうに透と買い物行きましたよ………プッ…ドンマイです安倍さ…グェ!」
状況説明中芦屋は笑いが我慢できず吹き出し顔をそらす
それに腹を立てた安倍は青筋を浮かべ芦屋に蹴りをお見舞いした
安倍「(つーか何であんな解釈になるんだよ!阿呆なのか!あぁ゛ー)」
安倍が頭を悩ませている頃
Aは多軌と買い物を楽しんでいた
多軌「(あーぁ安倍さん可哀想に…流石に同情してきた。これはAちゃん可愛くてし励ましてあげよう)
Aちゃん!こんなのどうかな?」
多軌は片手にストライプのショートパンツ、もう片方にはスカートに見えるが内が短パンになっているものを見せてくる
『もっと脚を隠せるものじゃダメかな?』
多軌「えー!せっかくニーハイ貰ったのに!ミニスカートじゃないからどっちかにしよう!ね?」
お願いと言われればAはじゃぁっとスカートに見えるタイプを指差した
その後も買い物が続き、電車に乗って家路に着いたのは夕方を過ぎた頃だったとか
オマケ
芦屋「そーいえばオレがAを見かけた時安倍さんに化けたヤヒコがキスしてたように見えたんですが…ヒッ!」
安倍「……ヤヒコ…許さん…」
この時俺は妖怪より怖いものを見てしまいました
その頃ブラッシング中のヤヒコに悪寒が走ったとか
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シェリー(プロフ) - 五月七日さん» 感想ありがとうございます。コメント頂いた時とても嬉しかったです。これからも皆さんに面白いと言ってもらえる様な作品を目指し頑張ります。応援本当にありがとうございます (2018年10月11日 20時) (レス) id: 23389edd7f (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです!凄く好きです!凄く面白いし応援してます!更新待ってます! (2018年10月11日 14時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月29日 7時