6日目�� ページ47
眠れなかった､､､
ただひたすらに､､､涙が止まらなかった。
そして、まだ人狼がこの中にいることも恐怖だった。
でも、目星はついてる。
ｺﾝｯｺﾝｯｺﾝｯ
誰かがノックしたが、起きる気力も言葉を発する力も無かった。
ジョンハン「入るぞ､､､｡」
A「､､､。」
ジョンハン「！､､､A。」
ジョンハン先輩だったんだ､､､良かった､､､。
途端、ものすごく安心感で体の力が抜けた。
それから、体を起こし、何とか言葉も言えるようになった。
ジョンハン「､､､昨日の夜死んだのは､､､ジフンだった。」
A「！！！､､､ジフン君､､､！スニョン！！！」
ジフン君の名前を聞いて、すぐにスニョンの顔が思い浮かんだ。
親友だったはず､､､
スニョン！！！
ジョンハン「あ、おい！」
私はすかさず家を飛び出し、スニョンの元へと向かった。
ドンッ！ドンッ！ドンッ！
A「スニョン！スニョン！聞こえる？ドアを開けて！」
ジョンハン「おい！スニョン！大丈夫か！おい！」
どうやら鍵をかけているようで、一向に開く気配がない。
ジョンハン「どいてろ。」
A「う、うん。」
そして、ジョンハン先輩は勢いをつけて扉にぶつかった。
その反動で、ようやく扉が開いた。
A「スニョン！！！」
中に入ってみるとスニョンがただ一点を見つめて生気が無かった。
A「スニョン､､､！スニョン！」
私がどんなに揺さぶっても何も動じなかった。すると、
スニョン「､､､ジフナ､､､は、どこにいるんだ、？ウォヌは､､､どこに、いるんだ？」
そう力ない小さな声で、一筋の涙を流しながら呟いた。
A「っつ！！！スニョン！､､､う、うっ、うー､､､」
私も涙を流した。
スニョン「ジフナは､､､ウォヌは､､､どこ、だ、？」
A「スニョン､､､ウォヌも、ジフン君も､､､もう居ない､､､よ。」
スニョン「嘘だ、嘘だ、嘘だ！！！」
ジョンハン「､､､残念だけど、本当だよ。」
スニョン「嘘だー！！！う、うっ、うー､､､クソォォォオオオ！！！！」
スニョンはその場で膝から崩れ落ちた。
私とジョンハン先輩はただスニョンの背中をさすってあげることしかできなかった。
と、ここでソクミン君のことを思い出した。
ジョンハン先輩とも目が合った。
人狼は､､､'' ソクミン君 ''だ。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
