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そんなある日､､､
あれ、俺が昨日音楽室に忘れていった作詞ノートがない。
どこだ､､､？
スニョン「こっちにもねぇーぞ！」
あのノートはあまり他の人に見て欲しくないものだ。
しかし、必死に探しても無かったため、もう教室に戻ることにした。
と、男子トイレの前を通った時､､､
「なぁ、それヤバいってwww」
「イタすぎだろwwwww」
「'' あの日から僕は君だけを見つめていた ''だってさ！w」
「うわっはっはっはっwwww」
ジフン「､､､。」
スニョン「？ジフナ？なんで、急に止まったり､､､！」
ほら、最悪。
バカにされるのは馴れたもんだと思っていた。
けど、胸の内から黒いモヤが絶えず広がり､､､痛かった。
バンッ！！！
スニョン「おいお前ら！それは！''俺のだ''返せ！」
ジフン「！！！､､､。」
あいつ今、'' 俺のだ ''って言ったか？
「スニョンのだったのかー！w」
「いや、歌詞読んだけど良いんじゃね？w」
スニョン「だろー！w俺の力作なんだよ！だから早く返せ！」
「おう！ほらよ！」
スニョン「ありがと！じゃあな〜w。
お待たせ〜！ほらよ！取り返したぜ！」
ジフン「､､､ごめん。」
スニョン「なんで謝るんだよ笑。」
ジフン「いや、俺のは、変だし、」
スニョン「変じゃない！
あいつら本っ当に分かってねぇよなぁー！」
ジフン「！！！､､､。」
その瞬間、俺の心から黒いモヤが消えた。
スニョン「なぁ！今度の文化祭さ！ダンス部とコラボしてやんね！な！良くね！？」
目立つのは嫌いだから、と言おうとしたが､､､
こんなに目を輝かせて嬉しそうにするもんだから､､､
ジフン「､､､良いぞ。」
スニョン「え！？ガチ！？よっしゃー！！！」
ジフン「､､､おう笑。」
練習日程や、俺のどの曲を使ってやるかなどを1人で話しながら先を歩くスニョンの背中を見て､､､
こいつに出会えて､､､良かった。
と、心の底から思った。
ジフン「なぁ、さっきはありがとな。'' スニョン ''。」
スニョン「おう！､､､てか！？今スニョンって言った！俺の事名前で呼んだー！！！」
ジフン「､､､うるせぇーその企画無しにすんぞ。」
スニョン「ごめん！いや、嬉しくてさ！」
ジフン「ふっw､､､変なやつ。」
俺は、初めて'' 親友 ''と呼べるやつが出来た。
クォンスニョン。
死ぬまで忘れないだろう。
〜ジフンside fin〜
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
