�� ページ42
A「ウォヌっ、、、ウォヌ、ウォヌ、、、なんでっ！」
その場でしゃがみこんでいると、、、
ジョンハン「A、」
ジョンハン先輩が、優しく包み込んでくれた。
その瞬間、涙が溢れんばかりに出て、ジョンハンさん先輩に抱きついた。
すると、同じように力強く優しく抱きしめ返してくれた。
それだけで安心感がすごかった。
涙でぼやける視界の先にスニョンも膝から崩れ落ちて泣いていた。
スニョン「クソっっっ！！！」
スニョンは地面を思いっきり握りしめ、ドンッと叩いた。
「スニョン」と呼びたかったが声が出なかった。
すると、ジフン君がスニョンに近寄り、、、背中をさすっていた。
スニョン「！！！、、、ジフナ、、、？」
ジフン「、、、。」
スニョンは泣きながらジフン君の方を向いて、ジフン君は無言でスニョンの肩に手を置き何やらボソボソ言っていた。
すると、スニョンは固まって動かなくなった。
そして、ジフン君は自分の家へと帰って行った。
私はすごくそれが気になった。
ジョンハン「俺らも、帰ろう。」
A「は、はい、、、。」
ジョンハン「立てるか？」
A「あ、ありがとう。」
辺りを見渡すとスニョンも家に入っていこうとしていて、ソクミン君は既にいなかった。
ジョンハン「A、、、今日は、1人で大丈夫か？」
A「はい、大丈夫です。」
ジョンハン「そうか、、、。もし、何かあればすぐに俺のとこに来いよ。」
A「はい、、、。」
そんなジョンハン先輩の優しさに、少しだけ胸が楽になった。
けど、ウォヌがいないという事実が私の肩に重くのしかかって苦しめた。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
