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そして、投票の時間がやってきた。
私とジョンハン先輩、スニョン、ウォヌ、ジフン君、ソクミン君の6人しかいない。
この6人、いや私とジョンハンさん以外の4人のうち2人が人狼だなんて、、、
今冷静に考えてみると信じられなかった。
『んじゃあー！今日死ぬ人だーれだ！10、9、8、』
ウォヌ「、、、。」
A「、、、ウォヌ？」
スニョン「な、んで、、手なんか挙げてんだよ。」
ウォヌが静かに手を挙げた。
その瞬間嫌な予感がよぎった。いや、今私が思ったことが、、、的中する気がする。
『お？どしたの？ウォヌ君？笑。もしかして、』
ウォヌ「今日は、俺が死にます。」
スニョン「おい、、、どういう意味だよ！！！ウォヌ！！！」
やっぱり、、、的中してしまった。
A「ウォヌ、、、待って、、」
ウォヌ「俺、、、''人狼''なんだ。」
「「「 ！！！！！ 」」」
ソクミン「、、、。」
スニョン「今、なんて、、？」
ウォヌ「だから、俺が死ぬべきだ。」
A「ウォヌ、、違う、、」
ウォヌ「違わない。スンチョル先輩と約束したんだ。」
ジョンハン「！！！、、、スンチョルと？」
ウォヌ「、、、はい。」
スニョン「っで、でもっ！だからって！お、俺らを残して行くの、っか？」
スニョンはウォヌの胸ぐらを掴んで怒って、、、泣いていた。
私も、涙が止まらなかった。
A「ウォヌ、、、？」
ウォヌ「A、スニョン、、、ごめん。俺は、人狼だから、」
A「謝るな、ら最初から、しないで、って言ってたよ、ね？」
スニョン「人狼だからと、か関係ねぇーよ！」
ウォヌ「！！！、、、ごめん。俺は、ただ、、、お前らに''生きていて欲しい''か、ら、、、。」
A「！！！」
スニョン「！！！」
ウォヌ「じゃあな、またすぐ会える。」
A「待っ、、て！ウォヌ！！！」
スニョン「うぉ、ウォヌ！！！」
ウォヌ「ふっ笑。今までありがとう。」
A「ウォヌ！！！！！」
スニョン「ウォヌーーーー！！！！！」
ウォヌは、、、涙を流しながら、消えていった。
私たちの前から消えていった。
私とスニョンは最後の最後までウォヌにしがみついてたのに、、、
ちりになって、、、消えていった。
もう二度と、3人でいたあの頃には戻れないんだって、
一緒に帰ってバカして遊んで笑って怒って泣いて
全部できないなんて、、、。
私は膝から崩れ落ちた。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
