ミンギュside ページ24
ミンギュ「チャニが、、、俺のことを避けた？」
そんなこと信じたくない。
チャニは俺の''本当の友達''だ。みんなとは違う。俺のこと、ちゃんと見てくれた。
なんで、、、なんで、、、チャニ。
チャニに触れようとしたら払われた。
その事実がひたすらに悲しくてずっと引きずっていた。
その事に気づいてくれたソクミナは俺にこう言ってくれた。
ソクミナ『明日、チャニとこに行って何があったかちゃんと話そう。』
と。やはり、俺にはこの2人しかいない。
大切な俺の本当の友達。
明日になれば大丈夫。
俺は、そんなことを考え悩んでは安心したり大丈夫だと言い聞かせたりしていた。
だから、気づかなかった。
今が、0時30だなんて。
急にドアが開いた。
ミンギュ「え、、、。」
？「やぁ、やぁ、ミンギュや。」
信じられなかった。
急にやって来たと思ったら、、、そこには銃を片手に不敵な笑みを浮かべている、、、
''ソクミナ''が居た。
ミンギュ「ソク、、、ミナ？」
ソクミン「ミンギュ！今日は、君が死ぬ日だよ。」
ミンギュ「ちょっと待っ」
ソクミン「待たない。」
ﾊﾞﾝｯ！
ソクミン「どう？親友に裏切られた気持ちは。」
ミンギュ「、、、ソク、ミナ、、、お前は、、、誰だ。」
ソクミン「俺だよ。俺。イソクミン。」
ミンギュ「ち、違う。ソクミナは、、、そんな、ん、じゃ、ない、、、！」
ソクミン「ううん。これが本当の俺。」
俺はとにかく信じられなかった。
じゃあ今までのソクミナは全部、全部、演技だったってことか？
あの時、、、俺に寄り添ってくれたソクミナも。
一緒にはしゃいだソクミナも。
俺を救ってくれたソクミナも。
嘘だったのか、、、？
ミンギュ「俺は、、、ソクミナを信じてた。」
ソクミン「''信じてた''ね。楽しかったよ。俺もミンギュやチャニと過ごした時間。少しは、楽になった時もあった。」
ソクミナは、少し悲しそうな顔をしていた。
ソクミン「でも、今の俺はそんなことどうでもいい。じゃあね。ミンギュ。」
そう言ったソクミナは俺にもう1発撃った。
痛い、、、心も体も。
ソクミン「俺に、少し夢を見させてくれてありがとう。」
ソクミナがおれの耳元でそう言った。
それって、、、''そうゆう意味''で捉えていいよね？
そして、俺の意識は途絶えた。
〜ミンギュside fin〜
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
