人狼ゲーム〜魔の7日間〜❷ (ページ3)

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スニョン「スングァン。お前は俺に入れるんだぞ。」

スングァン「、、、はい。」

そして、その時がやってきた、、、

円状に座っている私たちは一気に緊張感が高まる。

2人分の席が空いているのがより一層恐怖心を煽った。

A(、、、お願い、、、成功して、、、！)

『投票まで〜！10、9、8、、、3、2、1！0！せーの！』

なんとなく、、、ただ、なんとなく思ってたんだ。

『ふふっw！、、、今日死ぬのはぁーーーーー！！！"ミョンホ''君でぇーすっ！』

あんなに作戦をしたくないと拒否していたのに、すんなり受け入れるなんておかしいと思ったんだ。

ミョンホ「、、、そっか。今日は僕なんだね。」

ミョンホもそれを分かっていたみたいだ。

スングァン君が、みんなに協力すると見せかけて"ジス先輩に投票する''こと。

スニョン「おい！スングァン！何してんだよお前！」

スングァン「、、、。」

そう、スニョンが声をあげてもスングァン君は何も反応しなかった、、、ただ、一点を見つめるばかりだった。

ミンギュ「スングァン！！！お前のせいだぞ！！！なんでミョンホに入れたんだ！！！みんな必死に生きようとしてんだぞ！！！」

ミンギュ君が急に立ち上がり、スングァン君の胸ぐらを掴んだ。

スングァン君はまた抵抗しなかった。

チャン「ミンギュ！！！''抑えて''！！！」

チャニがそう言ってミンギュ君はやっとスングァン君から手を離し、自分の席に座った。

ミョンホ「、、、スングァン君。君は、たった1人の親友のために1人で戦ったんだね。」

ミョンホがそう言って、スングァン君は大きく目を見開いた。

そして、、、

ミョンホ「僕も、、、ジュンのために、、、何かできることあったのかな。」

と、呟いた。

ミョンホ「ウォヌ、Aも今までありがとう。楽しい日々を過ごすことができたよ。」

A「ミョンホ、、、ごめんね。」

ウォヌ「、、、。」

ミョンホ「Aはいつも謝ってばっかだね。笑、じゃあ、さようなら。」

そう言ってミョンホは消えていった、、、

『じゃあ、また明日のこの時間に会いましょう〜！』

この場に沈黙が流れた。

すると、

ソクミン「、、、スングァナ。、、、もういい。」

ソクミン君はスングァン君にそれだけ言うと自分の家に帰って行った。

そして、他のみんなもぞろぞろ帰って行った。

スングァン君はまだ一点を見つめていた。