�� ページ19
ジョンハン「お前、いつまでそこに居んだよ。」
A(びっくりしたー、、、)
って、起きとったんかい。
それより、こんな急な展開に忘れかけてたけど、、、
A「人狼が来たらどうするんですか。」
ジョンハン「そん時は、、、そん時。」
A「そんな、保証どこにもないじゃないですか！」
ジョンハン「多分、こっちには来ない。」
A(はぁ、、、。)
それが本当だったら何よりも救いだよ。
そんなことを思っていた時、、、
ジョンハン「電気消してくれ。眠い。」
A(カチン)
コイツはどんだけ自分中心なんだ。
ちょっと良いイメージ付いてきたってのに。最悪。
そして、バチッと電気を消して椅子に座って寝ようとした時、、、
ジョンハン「お前も早く寝ろよ。」
A(どの口が言うんだよ！)
って、振り返った時、、、
ジョンハン先輩は隣の空いたスペースをポンポンと叩いていた。
A「え？」
ジョンハン「さすがに俺もそんなとこで寝させるなんてことしねぇーよ。」
A「いや、でも、、、。」
ジョンハン「安心しろ。お前見てても何も起きないから。」
A「あ！そうですか！じゃあ！失礼します！」
元々私のベッドなんだし、拒否ってる自分もバカバカしくなって、ベッドの中に入った。
いつも1人で使っていて感じなかったけど、、、
このベッドって、2人で寝るとちょっとキツいんだな。
真っ暗闇の中すぐ隣にジョンハン先輩の気配を感じる。
A(いや、眠れん！)
もう完全に頭が目覚めてしまった私は、ただ目の前に見える天井をずっと見ていた。
その時、、、
ジョンハン「ごめん。」
A「？、、、いや、もう良いですよ。」
なんか、ジョンハン先輩って、子供みたいだな。
ジョンハン「お前と居ると、、、落ち着くから。」
A「へ、、、？」
ジョンハン「おやすみ。」
さっきの言葉は、、、どうゆう意味なのだろうか。
余計に、眠れなくなってしまった。
ふと、向こう側を向いているジョンハン先輩の方を見た。
その背中は少し、、、寂しそうだった。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
