スニョンside1 ページ12
ソクミン「僕は、、、A先輩だと思います。」
ジフン「俺もだ。」
ミンギュ「僕も、、、です。」
スニョン「だから！Aは違うって！」
今、誰が''人狼''か話し合っていた。
ジフン「ついでに言うと、''ウォヌ''もだ。あいつだけ、いつも投票の時にしか出てこない。」
スニョン「ウォヌも違う！」
ソクミン「スニョン先輩、、、幼なじみだからそうなるのは分かります。でも、このゲームは戦うしかないんです。」
ソクミナの正論に何も答えられなかった。
それは、俺も感じてたから。
Aとウォヌの違和感に。
ミンギュ「正直、、、僕は''ジョーカー''もいらないと思います。」
ジフン「''ジョーカー''俺も、思っていた。''ジョーカー''は、村人にも人狼にも協力することができる。もしかしたら、ここにいるのかもな''ジョーカー''が。」
ソクミン「そ、そんな怖いこと言わないでくださいよ。、、、そしたら、僕達の情報筒抜けじゃないですか。」
すると、ジフナが何かを悟ったように鼻で笑った。
ジフン「いや、ここに''前まで居た''かもな。''ジョーカー''が。」
ミンギュ「どうゆうことですか、、、？」
ジフン「スニョン。お前なら分かるだろ。」
ここで俺に振るのはタチが悪い。
スニョン「、、、A。、、、か、チャニ。」
ジフン「そうだ。これはあくまで俺の推測だが、、、
1つはAは''ジョーカー''で、俺らの情報を''人狼''のジョンハン先輩に伝えている。
もう1つはチャニは''人狼''か''ジョーカー''として考えて、その自分の置かれた立場に苦しくなって俺らとも、誰とも関わらなくなった。」
ジフナの相変わらずの洞察力と推理力には手も足も出ない。
話し方といい、そう考えざるを得なくなる。
それでも、俺はAが、、、ウォヌが、、、そうだとは思わない。
いや、思いたくない。
ソクミン「それは、、、一理ありますね。」
ミンギュ「チャニ、、、は、''人間不信''になったかも知れません。」
ソクミン「な、なんで、、、チャニが、？」
ミンギュ「俺がさっき、、話しかけようとした時、、、離れたんです。俺から。それに、震えてた。」
スニョン「それは、、、本当か？」
ミンギュ「、、、はい。」
チャニがそんな風になってるなんて、、、一方的に関わらなくなってしまったからどうしたのかと思っていた。
親友のミンギュでさえ、そうなるのだからだいぶ重症だ。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年1月6日 1時
