人狼ゲーム〜魔の7日間〜❷ (ページ2)

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そして、スングァン君は顔を上げて、、、

スングァン「僕が、、、どんな思いで占ったと思うの？

どんな思いで昨日、ハンソルに会いに行ったと思うの？

どんな思いで、、、"ハンソルが死んだことを受け入れ
た"と思うの？

分かんないでしょ？

何が、"平和"だよ。このゲームに参加してる時点でそんな理想語んなよ！！！

今は"人狼"を先に排除すべきだ。

今夜の投票、僕は"お前"に入れる！

"ハンソルと約束した"から、、、だから！僕は、その作戦はしない！！！」

スングァン君はそれだけ言い捨てると、自分の家に帰って行った。

すると、、、

ソクミン「待って、、、スングァナ。

確かにそうかもしれないよ？でも、スングァナだけじゃない。

みんなも"大切な人"が居るんだよ。

ここに。

だから、1人で熱くならないで。

みんなと協力しないと"生き残れない"と僕は思う。」

ソクミン君がそう言うと、スングァン君の足が止まった。

だけど、、、

スングアン「、、、そんなのし、知らない。」

スングァン君はまた歩き出した。

正直、スングァン君が嘘をついているようには到底見えない。

スングァン君の言葉にも、ソクミン君の言葉にも、心が響いてしまった。

でも、ソクミン君の言う通り、、、この場に"大切な人"が居るのはみんなもそうだ。

スングァン君だけじゃない、、、。

私たちは一旦、自分たちの家に帰ることにした。

そして、投票の数時間前にスングァン君以外のみんなが集まり、それぞれ投票する人、投票される人を話し合っていた。

今夜、投票される人は、、、

"ミョンボ"と"スニョン"に決まった。

正直、不安しかなかった。だって、2人とも私にとって"大切な人"だから、、、

特に、スニョンなんて大切すぎるよ。

ウォヌも、、、表情があまり読めなかったけど、目の瞳孔が微かに揺れてるのが分かった。

そして、、、

ミョンホに入れる人【スニョン、ミンギュ君、ソクミン君、スンチョル先輩、ジョンハン先輩、ウォヌ】

スニョンに入れる人【ミョンホ、チャニ、ジフン君、ジス先輩、スングァン君、私】

と、なった、、、。

そして、今は丁度、投票する約30分前。

あとは、、、スングァン君が協力してくれるかどうか、、、

そう思った時、、、

スングァン「、、、僕、協力します。」

突然、スングァン君が私達の元へとやってきた。

それが、"不自然"に思えてしまった。