1日目�� ページ30
ドアに手をかけ、外に出ると醜いほどに綺麗な青空が広がっていた。
眩しくて、思わず顔を覆った。
スニョン「おーい。Aー！」
スニョンに呼ばれ、ふと顔をあげると、スニョンやジフン君、ソクミナ君達が円になって地べたに座っていた。
そこにウォヌは居なかった、、、
A「お、おはよう。」
ソクミン「おはようございます(*^^*)」
ぎこちなく挨拶をすると、ソクミナ君が微笑んで返してくれたから、何となく安心して腰をおろした。
スニョン「今、作戦というか話し合ってんだよ。」
ソクミン「僕が考えたんです！」
A「へぇーどんなの？」
ジフン「明日になれば話は変わってくるけどな。」
ジフン君は明らかに「やめた方がいい」とでも言いたげな顔で言った。
スニョン「まぁ、まぁ、少なくとも今日の犠牲者を減らすことはできるじゃん？？？」
A「で、どんなの？」
ソクミン「それは、ですね、、、」
A「なるほどねぇ、、、。」
ソクミン君が考えた作戦はこうだ。
まず、20時になったら必ずある投票の時は予め誰に入れるかを、みんなで2人決めておく。
そうすると、今私たちの人数は14人で偶数だから票が割れることになる。
そしたら、同数で誰も死なずに終わる。
でも、0時〜2時の間の人狼の時間はどうしようもないから、必ず1人はその日に死んでしまう。けど、犠牲者は少なくできる。
ざっと、こんな感じだ。
スングァン「''スニョン先輩''のAさんはどう感じましたか？？？」
と、スングァン君が隣にいるスニョンと私の方を交互にニヤつきながら言った。
''スニョン先輩''と強調したのはなんでだ？とツッコミたくなるのを抑えて、、、
A「今日だけかもしれないけど、良いと思う、、、」
自然に言った。
私が村人じゃないことを悟られないようにしなきゃ、、、
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2022年10月26日 21時
