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それから、Aはソクミンとジフンと軽く挨拶をし、俺から逃げるようにして教室の中に入っていった。
ジフン「お前、やったな。もう、手遅れだろ。」
ソクミン「あれは、いけませんねw」
スニョン「おい〜2人とも！そんなこと言うなよ！もっと自信なくなってきたじゃん！」
ジフン「知らねぇーよ、んなもん。」
丁度、チャイムが鳴った。
ソクミン「うわっ！やばい！次の授業英語じゃん！怒られるぅぅぅ〜！！！」
ジフン「はぁ。遅れたくなかったのによ。」
スニョン「ごめんって！ありがとな！！！」
2人は自分の教室へと走っていった。一方、俺はぎこちなくAの隣に座った。それから午後の授業は一切話すことなく終わり、あっという間に放課後になっていた。
スニョン(うっわ。もう、放課後じゃん、、、作戦思い出さないと、、、)
そう思ってふとAの方を見たら、席から立ち上がって今にも帰りそうだった。と、俺はすかさず、、、
スニョン「ウォヌ、今日の放課後は図書室居ねぇーぞ。」
A「え？、、、あ、あーありがとう。」
スニョン「先生に、呼ばれたってさ。」
適当な嘘をつく。
A「そ、そうなんだ。」
スニョン(よし！俺、今だ！今言うんだ！、、、)
「だから、今日は、、、俺と帰ろうぜ。」
A「え？」
スニョン「嫌？」
A「いや、そうゆう訳、、、じゃないけど。」
スニョン(よし。作戦通り第1関門クリア。)
「んじゃ、行くぞ。」
俺は、少し嬉しくてAにバレないように笑った。
スニョン「もう18時なのに、まだ明るいな。」
A「そうだね。」
スニョン「、、、。」
A「、、、。」
A「あ、そう言えば今日は部活ある日じゃないの？」
スニョン「あ、いや、今日は無くなった。」
A「そうなんだ。」
スニョン「、、、。」
A「、、、。」
スニョン(やべぇ、、、さっきから緊張しすぎてどうやって話してたか忘れた、、、。てか、作戦この後どうするんだっけ？えっと、えっとー、、、とりあえず、謝ってからそれから、それから、、、何だっけ？何だっけ！？やばい。せっかく、恋愛マスタースングァンに教えてもらったのに！！！もういい！今、謝れ！)
スニョン「ごめん！」
A「ごめん！」
スニョン「え？」
A「え？」
スニョン(おい、おい、そんなことあるかよ。まさか、同じタイミングで謝るとか、、、)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2022年10月26日 21時
