【ドラクエXI】もしも主人公が女だったら？

冒険の書40 ページ42

「お、おおおお？」

ロープの上でバランスを取るのは思ってたより簡単で、

カミュの言ったように家と家の距離も意外と短く普通に渡ることができた。

「ほらな、渡れるだろ。よし次いくぜ」

その後もロープを伝っていってなんとか城近くの一等地まで侵入することができた。

「デクの店は……どこだ？」

一等地のお店………どこかにあった気がするけど…

「うーん？あ…多分この家…？」

牢屋に入れられることの前を脳をフル稼働させて

思い出す。一等地に開いていない店があった気がする。

そしてその店が今目の前にある家なのだ。…多分。

「この家か？…ああ、たしかにそうみたいだな。看板がでてる。」

「おお、当たった」

「じゃあ早速入るか」

カミュと二人並んで豪華なドアを開ける

「ふーん？なかなかいい店じゃないか」

「そうだね…」

オーブを売った金があれば、このくらい立派な

家が建てられるのかぁ…

オーブって凄いな……

「いっらしゃい！うちの商品はどれも一流品…」

振り返った店主の目が大きく見開かれた。

「あ…あ、兄貴ぃ！」

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