ターゲット.54 星空の下で side ページ36
主人公side
私達は、甲板に出ると
船の手すりにもたれかかって
海を見た。
もう、暗いな…。
月や星の明かりで
真っ暗って訳じゃないけど暗い
月や星の明かりが海に反射して
キラキラと輝いている。
でも、ちょっと寒いな…
貴『･･･クシュンッ！』
あー、風邪引きそうだ。
すると、ローが着ていた上着を
私にかけてくれた。
貴『あ、ロー…ありがとう。
でも、ローは寒くないのか？』
ロ「別に、これぐらいなら大丈夫だ。
なァ、お前に聞きてェ事があるんだが。」
？
何かな…
ロ「お前、好きな奴とか…居るのか？」
そっぽを向いてるから
ローの顔は見えない。
･･･好きな…奴？
貴『･･･いるよ。』
口からポロッとこぼれた言葉。
その瞬間、バッと私の方を見るロー。
ロ「･･･誰だ」
ローは、そういってから
しまったという顔をした。
これ、告白するチャンスじゃないか？
振られてもいい…
今、私の気持ちを伝えなきゃ…
いつ、伝えるの？
私は、息を整えて口をひらいた。
貴『その人はー…』
ローは、前をまっすぐ見ながら
黙って聞いてくれてる。
私も、まっすぐ前を見て続きを言う。
貴『その人は、優しくて…
それに、仲間思いで…
こんな私にも、仲間だといってくれる。
顔は整ってて、目の下に隈があって
モフモフの帽子をかぶってるんだ。』
ロ「え…お前の好きな奴って…」
貴『そう、私の好きな人は…
君だよ。ロー…
付き合って下さい！』
後半はもうほとんど、やけくそ。
振られたら…どうしようか。
そんなことを考えていると
ふいに、抱き締められた。
貴『うぇ！？』
ギュッ…と私を抱き締めてるロー。
ボソッとローが何か言った。
貴『え？今、何て…』
ロ「おれも、お前が好きだ。」
さっきよりも
大きくはっきりと言うロー。
貴『え。えぇ！？』
え、好きって…私が！？
貴『え？じゃ、じゃあ、付き合ってくれるの？』
ロ「あぁ、当たり前だろ？」
ニヤリと笑うロー。
そっとローの顔が近づいて
キスをした。
優しく、甘いキスをー…。
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キアラ@ - トラペットさん» マジか…ドンマイ！そしてあけおめ！今年も宜しく！←喪だったらゴメン (2015年1月1日 0時) (
レス) id: 4e62f6fb11 (このIDを非表示/違反報告)
トラペット - あやさん» うおおっ！スゲェ！ぱーかっしょん、憧れます！(ほぼ全部憧れてる)金管バンドかぁ…やっぱり、学校の楽器…綺麗ですか？僕の学校のトランペット、壊れてます、全て(笑) (2015年1月1日 0時) (レス) id: 4c1f5c85f9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 私の学校金管バンドやってるんです。ちなみに私は、パーカッション (2014年12月31日 11時) (レス) id: 85acf4d8b5 (このIDを非表示/違反報告)
トラペット - キアラ@さん» 僕なんて、5…ひとつもなかったですよ？壊滅的な通知表見て笑いましたからねww (2014年12月29日 12時) (レス) id: 4c1f5c85f9 (このIDを非表示/違反報告)
キアラ@ - トラペットさん» 私始業式前日まで奴の存在を忘れてて前日にだしたことあるw大丈夫だよww5が一つしかなかったw (2014年12月28日 0時) (レス) id: 4e62f6fb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トラペット | 作成日時：2014年10月18日 19時
