灰島さん ページ5
車のキーをチャンミンが取りに行ってる間
ロビーのベンチで１人
解放感いっぱいの吹き抜けを見上げておもいっきり背伸びする
A「・・・」
なんかすごい
広い広いロビーのずっと先では
さっきの何かの撮影が終わったみたいで
機材を片付けているスタッフの人達が
右に左に忙しそうに動いてた
灰島「あれ？Aちゃん？」
後ろから名前を呼ばれて振り返ると
この前の撮影の時の灰島さんがいた
A「あ・・こんにちわ」
慌てて立ち上がってお辞儀をしたら
灰島さんと一緒にいたスタッフらしき人が怪訝な顔で私を見る
灰島「あ(笑)先、行ってて。私もすぐに行くから」
灰島さんは笑顔でその人達に手を振った
灰島「ポスター見た？見てないかな(笑)気乗りしてなかったみたいだから」
横に座ると灰島さんはポケットから名刺を取り出して、その裏に番号を書き込んだ
A「あの？」
その名刺を私に手渡しながら
灰島「明日までこっちで撮影してるの。気が向いたら連絡ちょうだい(笑)」
今度、予定している灰島さんの写真集のモデルをやってみないかって
A「あの///そんな・・・できないです」
灰島「そう言うと思ってたんだけど(苦笑)今すぐじゃなくてもいいから考えてみて。」
そう言って微笑むと握手を軽くした灰島さんは
ロビーをコンドミディアムのある方へ歩いて行った
渡された名刺の裏にはホテルの部屋番号と携帯の番号が書いてあった
その名刺をぼんやりと見ていると車のキーを取りに行ったチャンミンが戻ってきた
CM「おまたせ〜♪行こう」
立ち上がって持っていた名刺をポケットに入れて
チャンミンが出した左手と手をつなぐ
２人で並んでロビーを抜けて
車が置いてある駐車場に向かう
CM「お昼のお店を予約してきたから、それまではドライブかな〜」
観光パンフレットを片手に笑っていたチャンミンの顔が
駐車場の車の前で少し曇る
CM「誰かに気づかれたかもしれない。急いで乗って」
助手席のドアを開けたチャンミンが少し焦るのがわかった
慌てて座ったら運転席に乗り込んだチャンミンが
サングラスを付けてキャップをかぶる
小さな緊張が車内に走って
チャンミンがエンジンをスタートさせる
真直ぐに前を見ていたチャンミンが何かを見つけて
少し落胆しているのが伝わってきた
A「チャンミン？無理に出かけなくてもいいよ？」
CM「いや、絶対に出かけないと！」
チャンミンが車を動かそうとした時、数人の男の人が車の前に走り出た
ラッキーアイテム
革ベルト
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alexis(プロフ) - みかんさん» みかんさま♪最初からちょと読みながらポチッとしてきました♪ガラケーの時もポチッとしましたが、スマホにしたらまたポチッと出来るので♪本当に懐かしいヽ(；▽；)ノ 何度読んでも懐かしくて優しい切ないようなくすぐったい気持ちになりますねー本当に嬉しいです！ (2018年9月9日 8時) (
レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ありがとうございます。ゆっくり始めます。。。もう少しまっててくださいね。 (2018年9月7日 1時) (レス) id: 8931605da0 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - みかんさん» お久しぶりです！お元気でしたか？(*´∀｀)戻ってきて下さって嬉しいです,゜.:。+゜ (2018年9月5日 23時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
memi(プロフ) - みかんさま……諦めずに待ってて良かったです。ありがとうございます。 (2018年9月5日 22時) (レス) id: 69a51b0405 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - alexisさん» ほんとうにごめんなさいね。。。ずっとログインできなくなってて、諦めて、やっと復活です。 (2018年9月5日 22時) (レス) id: 8931605da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2012年10月25日 21時
