追跡〜YC ページ24
YC「あれ？チャンミン？」
JS「ん？」
見慣れない車だったけど
僕達が歩いていた歩道の先にあるパーキングに停めた車から
ごそごそと荷物を出してきょろきょろと辺りを見回して
空を見上げてちょっと考えて傘を取り出す
その小さな傘に隠れて顔が見えなかったけど
あの背の高さと後姿は紛れも無い僕等のマンネ
ジェジュヒョンが用意したあの家に行くのなら
車でそこまで行けばいいのにって思ったんだけど
マンネが向かったのはあの家とは反対方向で
JS「あれ？道間違えてるんじゃないの？」
ジュンスが名前を呼びそうになるから僕は慌ててそれを止める
JS「なんだよユチョン」
YC「しっ！」
僕はジュンスをひっぱってこっそりチャンミンの後ろを着いて行く
気付かれないように一定の距離を置いて歩いているのに
またジュンスが騒ぎ出す
JS「チャンミン道間違ってるじゃん。こっちだってばっ☆〇※うわっ！！」
YC「黙ってってば。ほら！あれ」
沢山の荷物を抱えたまま公園の側にある大きなマンションのエントランスに入って行った
JS「ここって？」
YC「僕がそれを聞きたい(苦笑)」
エントランスにある防犯カメラを見上げて手を振ってみるけどやっぱり反応はなくて
JS「ユチョン知り合いでも居るの？」
YC「いないから」
真顔で答えてジュンスの方を見るとマンションを見上げてて
JS「彼女でもいるのかな〜」
ぼそっと呟く
そういえば
パーキングに停まってた車はどう見たってチャンミンが乗りそうな車じゃないし
それにさっきの傘
あれは女性用の小さめの傘
チャンミンの背中だって肩だって出そうなのに
抱えている荷物を庇うから背中なんて殆ど隠れてなくて傘をさしてる意味もないくらい
まあ、もともとそんなに雨も降ってないんだけど
YC「あいつに彼女なんていた？」
JS「わかんないけど・・・僕達、離れてる時間が長いから・・・」
少し寂しそうなジュンスの横顔に
流れてしまった時間があまりにも長いって事を改めて感じる
YC「そうだよね・・・」
あの頃は
僕等の気持ちも本当に不安定で
何をどう信じていけばいいのかもわからない状況で
空を見上げた僕の肩をジュンスがポンと軽くたたく
僕達は雨上がりの公園の水溜りを避けながら通りに歩いて
ジェジュヒョンとヌナが待ってるあの家に向かった
ラッキーアイテム
革ベルト
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みかん(プロフ) - タイトルにtvxqが使えなくなりましたので削除しました。ご理解くださいね。 (2012年7月2日 1時) (
レス) id: 4acff2a8a7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - alexisさん» ちょっともたもたしすぎてますか？もうちょっとテンポ良く進めたいんだけど・・・進まないんだな〜これが（爆） (2012年5月17日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 次に続きます。。。告白・・・したんだかしてないんだか＾＾；（苦笑）「２」スタートしたらリンク貼りますね。よろしくお願いします。 (2012年5月17日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ・・・やってしまったーー；短編にしたかったのに・・・無理かもしれないです（泣）ううう (2012年5月16日 1時) (レス) id: 7ac36a56a9 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - なんか初々しいと言うか…慣れない感じとか…不器用さがハラハラドチドチします…(*^_^*) (2012年5月7日 8時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2012年2月9日 1時
